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社長・・・降参ですわw 18
- 2014/06/29(Sun) -

   天      枚戦クジ2      むぅ~
  7月10日 午前1時15分頃・・・       戦クジ 2枚だけ        やはり何か 間違ってる気がする・・・    

     
                                                      読者から殴られる前にやめますw 
                                                              
                                                      さぁ~て ボチボチ続き 書きます~

*****




・・・w    先日から香港のフリーランスモデルでマブダチw めみチャン からこんなPicが大量に届いている


    めみ   ゆみ   めな   もも     
                        
                           香港に誘っているのか・・・
                                                 左から めみチャン、ゆみチャン、めなチャン、ももチャン

               控え室w
                   ^_^

                                     香港 やっぱ 最強だわぁ

 ちなみに、めみチャンはブティックのオーナー、ゆみチャンはタレント派遣会社の共同オーナー、めなチャンは有名なモデルさん、で ももチャンは学生。  みんな同じカメラマンからの繋がりで友達になったそうですが・・
                                                     カメラマンって・・羨ましい職業だなぁ~。    


                                          memi_20140630022525d26.jpg

                                 富士急ハイランド&新潟寺泊にて(モデルめみ&カメラマンめめ) 
                                                                         どだw


*****

 緊急待合室のロビーから2人で病院の外へ出ると、右側正面玄関の先にいかにも青春ドラマのロケで使われそうな江戸川沿いの土手がすぐ見えた。  携帯をバイブレーションに切り替え右手に握り、奈美ちゃんと無言で土手へ続く石段をのぼった。  土手下の野球グランドには人影が見えない。  江戸川の流れだけが青空を映して眩しかった。  

 「 さぁ~ あの夕日に向かって 走ろう~ 」 などとは・・口走しれる雰囲気ではなかったw。  少し後で立ちすくみながら川の向こう側の高層ハイツを奈美ちゃんが見ていた。  

 「 大丈夫 お婆ちゃんは必ず良くなるから・・ 」   言った後に 白々しくて 自分でもバツが悪かった
   「 うん・・・ 」   顔は高層ハイツのままで 気の無い返事がかえってきた
 「 ・・・ 検査  もう少し かかるらしいから 」
   「 ・・・ 」
 「 そこ 座ろうか 」  土手から野球場へ降りていく階段を指さした   

 奈美ちゃんがひとりで石段を2、3段ゆっくりおりて腰をおろした。  奈美ちゃんの1段上で腰をおろす。  相変わらず川向こうを見ている。  川向こうは市川市だ。  

 「 秋ちゃんから連絡が入らないね ・・・ お母さんからの連絡 まだ 無いようだね 」 
   「 ・・・ お店が終わるのが遅いから  しかたないのよ・・・ 」 
 「 だね    お店で寝てしまったら 昼過ぎまで目をさまさないかな 」
   「 いつもだから・・ いいの 」   まるで・・ 母親が仕事が跳ねた後、客とアチコチ行っていることを知っているかのようなそんなニュアンスだった 
   「 それに・・ 私の 本当のお母さんじゃ ないし・・・ 」     まさか彼女の口から聞くとは思わなかった

  先日、入管への書類を造り終える前に2~3度話した際には余り触れないで済ました出生時の話しだったが、偶然にも妹からお気楽な事情を聞かされ、気にしているのは姉妹よりも自分だった事に気づかされたのだったが、奈美ちゃんからハッキリ聞いたのは今がはじめてだった。 

   「 横浜で生まれて タイに行って お婆ちゃんに育てられて・・・ 」
   「 お母さんよりも お婆ちゃんと一緒にいた方が長いの・・ 」
   「 本当のお母さんは・・ 奈美 わからないの  今でも・・ 」    背中越しに 涙がこぼれていることが わかる 

   「 私を育ててくれた お婆ちゃんを  奈美・・・   もっと早く 気が付けば・・・ 」   涙で声にならない

 「 奈美ちゃんのせいじゃ ないよ 」
 「 お婆ちゃん 歳だし・・   高血圧や糖尿病があると 高齢で倒れる確率はそうとう高いからね・・ 」

 「 あのね 奈美ちゃん  ・・・  自分を責めないで  ・・・ 責めても元気なお婆ちゃんには戻らないよ・・ 」
 「 それよりも 現実を見ないと・・・  昨日までとは違う今日が始まってしまったから ね 」 

   「 お婆ちゃん・・・  おば・・ うぅぅ・・ 」  
 「 奈美ちゃん   よく聞いて     もうしばらくすると検査は終わる・・  で お婆ちゃんにも会えると思けど・・ 」 
 「 でも  昨日までのお婆ちゃんとは違うから・・ 気持ちを強く持ってね      君が折れたら・・ 」 
 「 奈美ちゃんが 折れてしまったら・・    もう誰もお婆ちゃんの面倒を見れる人はいなくなるんだから 」 

 一段石段をおりて奈美ちゃんと並んで座り直した。  川向こうを見ながら涙をこぼしていた目がこちらを振り向き精一杯睨まれた。

 「 ・・・ 本心を言えば  このまま お婆ちゃんが亡くなってもらった方が・・ と思うくらいだよ    ごめん 」    
   「 やだぁ~!  奈美のたった1人の家族なんだから! 」     涙が止まらない
   「 お婆ちゃんにはまだ ブンクン(恩義)を  返し足りないのぉ・・  まだまだ・・ 奈美・・ 」   肩を抱いて頭をなぜた
 「 ごめん ・・・ 」      ・・・これから先  19歳の奈美ちゃんの生活を考えると 胸がしめつけられて苦しくなった 

 ず~と座りながらめめに肩を抱かれたまま奈美ちゃんは泣いていた。  土手の上から第3者が見たらまさしく青春ドラマであるw。  
 その後、奈美ちゃんは自分の生い立ちを話しはじめた。  横浜で生まれ、実の母親が家出をして行方不明になり、今のママさんに引き取られタイに渡った事。  実の母親が今のママさんの姉妹らしい事も・・。  全てはお婆ちゃんから内緒に聞いた話の様だった。  お婆ちゃんは奈美ちゃんに隠しておけなかったのだろう。  学生時代の事や今の旦那さんとの成り染め等々・・ひとりで話し続けた。  何も言わずにな美智ちゃんの話しを聞いていた。  自分の人生を誰かに話して何かから解放されて楽になりたい様にも思えた。

 最後の一言が耳に残った・・。  「 奈美 早く 家族が欲しい・・ 」 とポツリとつぶやいた。  

 w~ww~    左手の携帯がバイブレ~ションで暴れ出した    イズからだった
 「 おは イズ~  すまん 今日の今日でw 」  
   「 おッはっ 専務~   気にしないで~   いまねぇ~ ケーキ沢山買って 奈美ちゃんの妹さんのアパートいるの~ 」  
   「 ケーキの写真 送るから~   早く来てネ~  ケーキ なくなる前にね 」     残しておけよ 1個くらい
 「 妹の秋ちゃんと赤ちゃん よろ     イズ 頼むな 」   
   「 OK~よ 専務   こっちは心配しないで     あ! 専務    大変だと思うけど そっち ガンバってね 」
 「 あり  イズ    じゃな 」      イズは頭のいい娘なので こちらの展開までも読んでいるかの様だった

 イズから送られてきたケーキの写真を奈美ちゃんに見せた。  泣きながら無理して笑ってくれた。  40~50分も青春ドラマのロケを川沿いでしているとさすがに寒さを感じてきた。  背広の上着を肩から奈美ちゃんへ掛けてやり 「 そろそろ 戻ろうか 」 と目で合図をしてふたりで石段から立ち上がった。  ケツが・・痛っw  奈美ちゃんは平気な顔だった。

 川岸から歩いて3分で病院の正面玄関についた。  近すぎるw。   

 正面玄関から待合室ロビーヘ向かおうとした時、右手の携帯バイブレーターが騒ぎだした。  病院からの呼び出しコールだった。  検査が終わったの?。  それとも・・。  息を止めて携帯を耳に近づけた。

 「 もしもし・・ 」 
   「 高橋かつえさんの ご家族様の連絡先でしょうか? 」  
 「 ええ そうですが・・ 」 
   「 只今 検査が全て終わりましたので 担当されます先生からお話が御座います 」
   「 いま どちらですか? 」  
 「 正面 玄関です 」
   「 はい?  正面玄関ですか?  そちらでは極力 携帯電話のご使用は・・・ 」 
 「 あ~ すみませんでした  外から待合室ロビーへ向かう途中でしたので  すぐ そちらに行きますから 」
   「 はい   お待ちしています では 」   

 担当医師から説明があるようだ。  奈美ちゃんは震えていた。  彼女の右手を取って先生の元へと向かった。


 1階の待合室ロビー奥に搬送された扉1枚で仕切られている集中治療室があった。  ベットが4床あり4人の救急患者が治療を受けている。  その1番奥に奈美ちゃんのお婆ちゃんの姿が見えた。  酸素マスクをして心電図モニターを数カ所胸に張られ、右手首だけ軽くベットのパイプに縛られていた。  そんなお婆ちゃんの姿をみて奈美ちゃんが動けなくなりその場で立ちすくんでフリーズしてしまった。  

 立ち止まっている2人を見つけて看護師さんが手招きをして先生のいる診察室のカーテンを指さし 「 どうぞ こちらへ 」 と促した。  奈美ちゃんの涙をぬぐえないままで肩を抱いてカーテンをくぐると若くて美人でミニスカwの女医先生が机の上側のレントゲンを見ていた。   「 どうぞ 座ってください 」 と、美人先生はハスキィーボイスで椅子を手で押さえてくれた。  奈美ちゃんを先生の正面の小さな診療椅子に座らせ、彼女の後に立ったままレントゲンに目を向けた。  20枚ほどの白黒連続写真が不気味に見える。
 
 「 高橋かつえさんのお孫さんですか? 」    若い女医さんが泣いている奈美ちゃんに優しく尋ねた 
  「 ・・・・ 」      下を向いたまま涙が止まらない
 「 検査が終わりましたが・・・ お婆さんは 脳梗塞ですね 」
 「 朝 気が付かれたんですね 」
  「 ・・・・ 」   声にならない
   「 すみません 動揺してますので   代わりに答えますね 」   

   「 奈美ちゃんのご家族の知人ですが 朝 7時頃に連絡をもらって お婆ちゃんの様子がおかしい・・と 」
   「 直ぐに救急車を呼んでこちらへ搬送してもらいました 」
   「 数日前から お婆ちゃんが頭が痛い・・とは言ってたらしいのですが・・だよね 奈美ちゃん 」
   「 昨夜も別段 普段通りに自分の身の回りの事は出来ていたそうですが・・今日の朝 美智ちゃんが寝て起きて異変に気が付いたそうです 」

 「 そうですか 脳梗塞は突然におこりますからね・・  いままでどちらの病院へ通院していたかは・・分からないですよね 」
   「 家に戻れば 多分 診察券や薬はあると思いますので 明日にでも届けますので 」
 「 通っていた病院のカルテを見たいので もし見あたりましたら持って来てください 」

   「 で・・ 先生・・ お婆さんの様態は・・ 」
 「 ハッキリ言って まだなんとも・・ 明日まで危険です・・ 」
 「 様態が変われば・・かなり危険な状態になる可能性があります 」    奈美ちゃんをチラッと見てゆっくり答えた
 
   「 ですか・・・ 」   
 「 で・・・ 奈美ちゃんにもお話しておきたいんですけど・・ 」    泣きじゃくる奈美ちゃんの頭をかるくなでた
 「 あのね・・ もし このまま落ち着いて安定しても・・ レントゲンを見ると・・ 左半身に麻痺が残りそうです・・ 」 
 「 残念ですけど・・ 今まで通りとはいかないと思います・・ 」 
 「 回復がどこまでするか不明ですが・・ 左側には麻痺が残ると思います・・ 」   先生も奈美ちゃんには言いにくそうだった

   「 大丈夫です 奈美ちゃんは強い娘なんで どんなことがあってもお婆ちゃんの面倒をみると・・ 」
  「 奈美が・・ もっと早く・・ 気が付けば・・ 」    涙で言葉が切れた 
   「 いや 奈美ちゃんがこうしてお婆ちゃんの命を救ったじゃない   よく やったよ 」   後肩越しから優しく声をかけた
 
 「 奈美ちゃん  お婆さんは奈美ちゃんのせいじゃないし 奈美ちゃんはお婆ちゃんを助けたのよ 」
 「 だから 奈美ちゃんが責任を感じることはないからネ 」    奈美ちゃんの両手に手を重ねてくれた
 「 病気は突然だし  脳梗塞を救える確率は20%もないんだからネ・・  お婆さんを助けたのは奈美ちゃんだからネ 」
  「 ・・・ 」 
 「 リハビリをすれば家に帰れるケースもあるんだから・・ お婆さんを励ましてあげてね 」   

 美人の女医さんは奈美ちゃんの気持ちをさっしている様だった。  もう少し早く気が付いて助けていればここまで悪くならなかったかも、と言う自責をそっと悟していた。  動揺を隠せない奈美ちゃんに少しでも伝われば嬉しいのだが・・。

 「 でね・・ ひとつ 話しにくい お願いがあるんですが・・ 」  先生が顔を曇らせながら奈美ちゃんから目を移して伏せ目がちでこちらを見た 
   

 「 じつは・・ 脳梗塞の患者さんは半身麻痺を自分では理解できないんですね で 思う様に動けないんで暴れてしまうケースが多いんです・・ 」
 「 片方が動かないと よけいに動く方の手足を動かそうとして点滴や酸素マスクをはずしてしまうんですね 」
 「 ですから・・ 落ち着くまで動く方を・・  抑制または拘束といいますがバンドでベットへ縛る事に同意がほしいんですが・・ 」
  「 え? ・・・ 」   奈美ちゃんが顔を上げて 先生を睨んだ    
  「 ずぅ~と 24時間 縛るんですか? 」 
 「 ・・・ 」   先生が沈黙するw  そこで沈黙されると こっちが困るわぁ
  「 いやです!  そんな事 しないでください! 」    泣きながら立ち上がり 声を震わせながら精一杯答えた
 「 ・・・ 」 

  一般に、点滴や経管栄養のチューブを引き抜いてしまう恐れのある患者に一時的におこなわれるバンドや紐なのだが、オムツをはずしたり体内に入れられたチューブを抜いてしまう患者の場合は 「つなぎ」 という一種の拘束服を着せて動きを制圧したりもする。  これは身内には耐えられない虐待にしか見えないのも事実である。  最悪、薬での制御もあるのだが、19歳の奈美ちゃんには理解出来るハズもなかった。  おまけにその制御バンドや紐、つなぎは家族が買わなくてはならない厄介な品なのである。  

 このバンド制御にしても家族の承諾が必要なのだが、家族に説明をしないでベットに縛り付け、家族が面会の際に驚いてブチ切れ、看護師と言い争っている光景を数回目にしたこともある。  承諾書にサインをもらわなくてはならないので  説明する側の先生にしても辛い事は確かだった。  

   「 奈美ちゃん・・ 辛いのはよくわかるさぁ・・  お婆ちゃんが早く良くなるためには必要な看護なんだよ・・ 」  
  「 奈美・・ いいって言って無いのに もう お婆ちゃんに・・   お婆ちゃんの手に・・ 」    さっきの光景がショックだった
   「 奈美ちゃん 先生を信じよう  ・・ この先生なら 必ずお婆ちゃんを助けてくれると思うからさ・・ 」 
   「 先生は治療に必要な事だけを 奈美ちゃんにお願いしているんだからねぇ 」 
   「 それに ず~とベットへ縛っている訳じゃなくて  点滴の時や寝る時だけ 一時的に固定するだけだから・・ 」  
   「 ですよね 先生 」      先生へ助け船をだした
 「 えぇ そうです   必要な時だけ 最小限に固定させて戴きますので・・ 」    言葉のハシに 先生が気が付いたようだ    
   「 ね 先生も約束してくれるから・・ 先生を信じようよ ね 」  
  「 ・・・ ホントに 少しの間だけなの?・・ 」  先生の目を睨んだ    

 「 はい 奈美ちゃんと約束しますから 」  一瞬こちらに顔を向け ゆっくり奈美ちゃんの目の高さで約束した 
  「 ホントですね  必要な時だけにしてください・・ 」   落ち着いたようだ    
   
 「 それと・・ 2~3日はこちらの1階でSICUで様子を伺いますが 落ち着いてきましたら2階のSCUへ移りますので その際はご連絡いたしますので 」
   「 へ? え~と 2~3日はこちらのSICU ( Surgical Intensive Care Unit = 外科系集中治療室 ) で様子をみて その後は2階の SCU ( Stroke Care Unit = 脳卒中集中治療室 ) へ移るんですね 」
 「 え? どうして正式名を言えるんですか? 医療関係のお仕事ですか? 」   先生が目を丸くした ^^
   「 あ~ お医者さんの機材を こっそっり密輸入 してますんでw  用語には詳しいんですよ 」   ^^  
 「 え? 」 
  「 ? 」   先生と奈美ちゃんの顔が??になっていた  冗談が通じない所なんだなぁ~ここはw 
   「 あ? いや? 冗談ですw  以前 親戚が同じ脳梗塞を経験してますので  その時 覚えたんです 」  

 「 そうですか・・ 院内でも正式名 言える人 少ないですから・・ 驚きました 」 
  「 めめさん・・  悪い仕事 してる人なの? 」    おぃw  奈美ちっゃん チゃうわぃw  

   「 先生から言われて 思い出した だけです から・・ 」   むぅ~ ミニスカで組んでいる足が・・ 気になるw

 「 ・・・  何か ご質問 ありますか? 」   奈美ちゃんを見ながら ゆっくり 尋ねた
  「 ないです・・ 」  
   「 質問がありましたら 先生にご連絡しますので・・ 先生が担当して戴けるんですか? 」
 「 ええ わたしが担当いたします 」  
   「 よく 救急搬送時と担当医とが代わることが多いんで  先生に担当して戴けるんでしたら安心です 」   美人w

 「 では お帰り際に 入院関係の書類を総合受付からもらって 良く読んで こんど来る際に提出してください 」
   「 はい 分かりました  先生 宜しく御願い致します 」
  「 宜しく御願い致します 」 

   「 あ! 先生  ネームフレートが小さくて お名前が・・ 」
 「 え? あ 私は 峰(みね)といいます 」
   「 峰先生 ですか   美人なんで 絶~対 名前は忘れません 」    一言 言いたかっただけw 

 「 ・・・   ふふ 」 
  「 ・・・ 」    奈美ちゃんが振り向きザマに睨んだw  怖 

   「 では 失礼します 」
  「 先生・・  あっ 峰先生   お婆ちゃんの事 宜しく御願い致します 」    深く頭を下げた 精一杯のお願いだった 
 
 奈美ちゃんと2人で診察室のカーテンを抜け治療室の脇を通り抜けながら遠くからベットの上のお婆ちゃんを見送った。  遠くからでも鼻のクダと酸素マスク、左右の手の甲にアテーテルの針が見える。  思わずポケットの中で十字を切って心の中で祈った。  

 待合室ロビーの長椅子に腰をおろした。  こんな場所は長く居れば居るほど心が痛むのでうつむく奈美ちゃんの背中を軽く叩いて立ち上がった。  総合受付の場所を案内掲示版から拾ってカウンターへ向かい、入院関係資料や制約書、同意書等の書類をいっぱいもらい、その中から入院関係の書類とパンフレットに目を通して今すぐ必要な物だけでも売店で購入する事にした。 

 パジャマや下着、タオル、ティッシュ、洗面用具、おむつ・・・etc、必要そうなものは片っ端から買い集めて奈美ちゃんをロビーで待たせて1人でさっきの治療室までもどり看護師さんへ渡してきた。  領収書を取っておけば後日でも市役所で差額を返金してくれるそうなので奈美ちゃんへ渡した。  

 余りにも細々(こまごま)と慣れすぎている自分がいる事にきづいて悲しくもなったりするが、 「 人生~ 島倉千代子だよ~ 」 っと祖母が好きだった彼女を思い出し、気を取り直して奈美ちゃんと一緒に病院を離れていったん帰る事にした。

 携帯を確認してみたがイズからの連絡は無かった。






                     海
   
   
  


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社長・・・降参ですわw 17  (更新したわぁ~)
- 2014/06/22(Sun) -
 いつのも様にかなりの 大長編スペクタクル 愚ログw になりそうなので 巻きを入れて頑張ってみますわぁ~ なぁ~





 奈美ちゃんの書類はまるでジグゾーパズルの様なもので、既に準備されている数枚の書類から彼女の人生19年間を読み取り、そして足りない部分を造りながら空白の部分にあてはめてスキ間を埋めていく。  

 適当な想像で物語を作ると、入管からインタビュー呼び出しの際に質問をされ、本人が答えに困るようでは全ての書類に信憑性がなくなり、疑われて却下されてしまう。  出来る限り本人から事情を聞き出し、真実にチョコッとだけ着色して自然な流れで19年間を書類の上に書き出すのである。  

 明け方にリアルを終え、マンションへ戻り、書類を作って寝るw。  そんな作業が1週間ほど続いた。 

 「 こんな書類を簡単に作れる人がいる! しかもボランティア(無料)でw 」 と噂が地下に拡がり、20人以上もオーバースティの外国人を特別在留許可の取得を成功させた。  失敗は1度だけ・・ある。  思い出したくない・・にがい失敗だった。  

 奈美ちゃんに限らず、一緒に書類の中で人生を歩いているといつも腹が立つ事がある。  神様をぶっ飛ばしてやりたくなるのだw。  神様は生まれたその時から彼女達に試練を与えている。  生まれる家は選べない・・と言う苦い一節が頭を離れない。 人生は本人の努力で変わる・・などと言う寝言も聞きたくない。  生まれた時にはスデに**年後に訪れる辛い人生を約束されている様だ。  新宿に長く住んでいると人生観が変わってしまうのかもしれないが、目の前にはそんな現実しか見えない。

 新宿では 「 人生は 本人の努力で変わる 」 モノではなく 「 人生は 出合った相手を踏み台にしてランクUPする 」 モノなのだ。
 

 書類を完成させ奈美ちゃんと最後の打ち合わせを済ませて後日、入管へ全ての書類を提出しに行った。 

 案の定、約2週間後に呼び出しがあり、彼女1人でのインタビューでも良かったのだがワザと赤ちゃんと同席させた。  1対1だとあれこれ突っこんだ意地悪な質問をもされるのだが、小さな赤ちゃん連れなら書類内容よりも現実を優先するので余り突っ込んだ質問はしてこない。  これはこっちの戦略だ。  呼び出しは通常1回きりだ。  色々な書類申請の受け渡しをする一般の2階・3階のフロアーではなく、 審査管理部門と在留管理情報部門のある上層フロアーへエレベーターで向かい、取り調べ室の様な狭い個室で行われる。  同伴者は部屋の外の廊下にある長椅子で待つ事は出来るが、入室は出来ない。

 無事にインタビューも終え、2~3ヶ月ほどの結果待ちとなった。

 奈美ちゃんと会って話しをしている時いつも気になる仕草があった。  分からない事があると 「 余り良く覚えていないから・・ 」 と分からない事は分からないと話してくれる。  しかし、話したくない事がありありと随所に見えた。  話したくない事柄まで無理やり聞くほどヤボではないが、入管が聞いてきそうな内容に付いては事前にめめが作った回答集(質疑応答集)を渡しておいたのだが、役に立ったと喜んでくれていた。  そして本当に分からない時には目で思い出そうとアチコチ見渡すのだが、言いたくない時の 「 分からない 」 の際は頭を下げて指先を見つめる仕草をする。  だから、最初は質問官の顔を見て受け答えて、途中からは赤ちゃんをアヤしながら、視線は赤ちゃんを見ているままででいいからハッキリ答える様にさせた。  これなら言いたくない事を聞かれて 「 よく 思い出せません・・ から・・ 」 と答えてもバレないハズだ。  視線をはずしてもハッキリと大きな声で話していれば、嘘でも本当に聞こえるものである。

 2ヶ月後、 「 事前審査が通ったので本審査へ書類を回しました 」 との手紙が奈美ちゃんのアパートに届いた。  審査は順調の様だ。




 その後、ひと月を過ぎたある日、朝早くにベットの脇のサイドテーブルの上で携帯が鳴りだした。  さっき明け方にベットへ潜り込んだばかりで完全に寝ぼけていた。  寝返りながらテーブルに身を寄せ、携帯を取りながら時間を確認すると朝7時をまわったばかりだった。  

 ん? 奈美ちゃんからだ。

 「 おは~よぉ~  早いね 」     声が出ないw
   「 めめさん! めめさん! お婆ちゃんが  お婆ちゃんがおかしいの! 」    余りの早口で 目が覚めた  
 
 「 ん? おかしい?  どうしたの? 」  
   「 動かないの    うつぶせで動かないの! 」     へ?  
 「 うつぶせに寝てて 動かない・・     生きてる? 」 
   「 ええ   うん うん と返事はするけど おかしいの 」    まずいw 応答があるのに動けない 脳梗塞だ 

 「 あのね 動かさないで そのままで   意識はありそう? 」
   「 お婆ちゃん お婆ちゃん って声をかけると    うん うん とだけ答えるの 」     やはり・・
 「 直ぐに救急車を呼んで 119ね  で 住所と電話番号を伝えて お婆ちゃんが意識はあるけど 脳梗塞みたいと伝えて 」   
 「 いつ 気が付いたの? 」
   「 1度目は夜中で 何か言ってた様で おかしいなぁ~と思ったんだけど・・ そのままで 」
   「 それで 今 私が目が覚めて お婆ちゃんの部屋を見たら・・ 」  
   「 お母さんに電話したけど 携帯もお店も出なくて・・・ 」        ・・・
 「 酔って 店で 寝てるんだろうな・・  直ぐに 119へTELして 救急車を 呼んで 」
 「 病院が分かったら 教えて    今から そっちへ向かうから ネ 」
 「 あ! 救急車へTELしたら 折り返しで 教えてネ 」
 「 落ち着いて 119へ ネ 」

   「 ハイ・・ 今 119 します 」
 「 じゃね 切るね 」

 プチッ ・・・   

 奈美ちゃんと妹だけか・・。  携帯の Bluetooth を確かめイヤフォンを耳にぶら下げ、着替えてマンションを出た。  駐車場で紅馬のキィーを差し込み車が動き始めたその時、不思議な感覚に襲われた。  本当に脳梗塞ならば・・・お婆ちゃんに頑張って生き帰って欲しいと言う気持ちと、そのまま安らかに亡くなって欲しい、という気持ちとが同時に湧き出て来たのだった・・・。


どこの救急病院へ搬送されるのか気にしながら湾岸高速で行こうか京葉道路へ向かうか悩んだが、車は箱崎を抜け、両国インターチェンジへ向かっていた。  亀戸を通り超し環七につながる一之江の出口を目指す。  

 ♪~♪♪~  奈美ちゃんからだ
 「 今どこ? 」  
   「 救急車でお婆ちゃんと一緒に 江戸川病院 という病院 」
 「 江戸川病院? OK じゃ そこへ向かうから待っててネ 」
   「 はい・・ 」
 「 心配だろうけどあとは病院に任せよう   30分位で行けると思うから  じゃ~ 後でネ 」
 プチッ

 運転をしながら携帯のGoogle地図アプリを立ち上げ 「 えどがわびょういん 」 とハッキリと話しかける。  「 江戸川病院 」 がヒットして地図を示した。  確実に病院の位置を確かめたくて高速道路の非常停止用の路肩へ車を寄せて駐めた。  現在地と病院の位置を確かめ、ナビ設定にして路肩から車を走らせた。  ナビもステレオも無い紅馬なのでw非常時は携帯が頼りだ。  

 一之江インターで高速をおりると思ったよりも近かった。  環七を北上し、千葉街道との交差点を右折して10分ほどで到着ができた。  でかい病院で建物が向かい合って2棟に別れている。  紅馬を駐め、救急搬入先を探して早足で受付へ向かう。  

 「 先ほど 祖母が救急車でこちらへ運ばれたと聞いたのですが・・ 」    受付の女の子に聞いてみた
    「 救急車で運ばれて来たんですね?   え~と   お名前を窺えますか? 」    へ?   

 奈美ちゃんのお婆ちゃんの名前など聞いていなかった><。  祖母と名乗った以上は名前を間違えるわけにはいかない。
 「 あ! 済みません 携帯が・・ 」    おもむろに携帯を取り出し耳にあて受付に背を向け出口へ早足で向かった。

 まずいまずいw。  受付から離れて奈美ちゃんにTELをする。   ポチッ

 「 奈美ちゃん? 今 病院へ付いたけど お婆ちゃんの名前 教えてくれるかな? 」
   「 付いたの? 早い~  え~とね お婆ちゃんの名前は 高橋かつえ です 」
 「 サンキュウ~  すぐ そっちに行くからね じゃ~ 」      ポチッ

 受付でお婆ちゃんの名前を告げた。

 「 済みませんでした  祖母の名前は 高橋かつえ です 」   受付の娘がキィーボードをを叩いて手が止まった
   「 え~と 高橋かつえさんは 今 検査中です  多分 午前中いっぱいは検査で時間がかかると思います 」
 「 検査中ですか・・   様態は? 」
   「 待って下さいネ 」   内線TELをして確認をしてくれた
 
   「 意識はあるそうです・・ が   まだ・・なんとも・・ 」   表情がくもった
   「 午前中いっぱい検査がかかりそうですので 病院内にいて下さい 」
   「 連絡用の携帯番号を戴いていますので ご連絡は館内アナウンスか携帯へご連絡致します 」 

 「 ん?  携帯 使って いいの ここ? 」
   「 ハイ 受付前のロビーや1階の喫茶等は利用できますので 」    

 そなんだ・・。  さっき携帯が・・とか言いながら外へ出た事を思い出して少しバツが悪かった。  あ~だから携帯が悪影響を及ぼしそうな患者さんや機器等は向かいの別棟に集中させているのか。

 「 有り難う~  ロビーにいますので 宜しく御願い致します 」    
   「 お大事に ど~ぞ 」    

 薄暗い緊急搬送入り口脇の受付から左奥に進むと広く開放的な待合室があった。  正面の5個もある問診室の1番左すみに見覚えのある後姿が小さくうずくまっていた。  

 この待合室ロビーは緊急搬送患者専用で一般の外来患者はいない。  奈美ちゃんが左の最前列に1人と右側の最前列に別な家族が3人だけだった。

 後から近づいて奈美ちゃんの肩に手を置いた。  少し驚いて振り向き、目が合うと立ち上がって泣きながら抱きついてきた。  む・・・胸が・・・デカイw。  いや・・デカすぎるw。      


 しばらくの間、落ち着くまでかるく抱きかかえていた。  シャンプーの香りがした。  ゆっくりなだめて長椅子のソファーに腰をおろさせた。  床に病院のパンフレットと入院についての注意書きがのかかれたコピー用紙が落ちて拡がっていたのをゆっくりと拾い上げて彼女へ渡した。  

 「 驚いただろう・・ね 」     
   「 だって・・・ 」      声にならない  可哀想に
 「 最近  頭が痛いとか  目眩がするとか  なにか 言ってた  お婆ちゃん? 」
   「 ・・・  ときどき 頭が 痛いって    お薬を飲んでた 」    
 「 そうか・・ 」
 「 急な病気で ビックリしただろうね 」
 「 今は検査中らしいんだけど   意識はあるそうだよ   良かったね 」
   「 ・・・・ 」  
 「 奈美ちゃんが119で救急車を呼ぶのが早かったから  助かると思うよ・・ 」 
   「 ・・・・ 」

 出来るだけ前夜のお婆ちゃんの様子や今までの病状に付いては触れたくは無かった。  

 「 あのさぁ~  奈美ちゃんの赤ちゃんは? 」
   「 妹がみてる・・ 」      
 「 そ~か 」    妹は今日 中学校を休すんだんだ
 
 「 え~と  お婆ちゃんの保険証とかは  持って来た? 」   
   「 ううん・・  何も 持ってきてない・・    救急車の中で保険証とか言われたけど  わかんなくて・・ 」
 「 そか  必要なものは 後でもいいからね 」 
 
   「 めめさん・・  これ・・ 」     ん?    バインダーに挟まれた1枚の用紙だった
   「 お母さんにTElしても つながらないの・・ 携帯まだ 」       困ったなぁ~           
 
 「 ん~と これは  お婆ちゃんの事に付いての 質問用紙だね 」
   「 よく わからないの・・  私 書けない・・ 」    大きな涙をこぼした   19歳とはいえ・・このシチュエーションには最高に弱いw

 「 あ~ 代わりに書いてあげるから   大丈夫だから・・   泣かないで ネ 」 
   「 はい・・・ 」
 「 誰が書いてもいいんだけど・・  お婆ちゃんの事 何もしらないんだよなぁ    知ってたら 教えてくれるかな? 」
   「 うん・・ 」   可愛く うなずいた

 「 名前 住所 年齢 ・・・ 保険の種類 病歴 ・・・ 今飲んでる薬  行きつけの病院 ・・・・ ・・・・ 」
 「 奈美ちゃんさぁ~   これ 2人だと 書けないよねw   あとで お母さんと3人で書こうか  ね 」  
   「 ・・・ 」

 「 て・・ お母さん 捕まらないね 」 
 「 妹は 携帯 持ってる? 」       いまどきの Jc なら 持ってるハズw 
   「 ううん・・  持ってないの   私の携帯 置いて来た・・ 」          へ? 

 「 そうか・・・ なら お母さんからTELがあれば 妹さんが分かるネ 」 
   「 だと・・ いいけど・・・ 」       むぅ~

 「 よ~し  奈美ちゃん    ここであと3時間近くも座ってたら 気が滅入るからさ~   散歩でも  しよう~か? 」
   「 ??  散歩? 」
 「 うん  その辺の川沿いでも 歩こう 」
   「 うん・・  でも・・ ここにいなくても いいの? 」  
 「 大丈夫さぁ~  急な用件があれば 携帯にTELしてくれる ハズだから  ここ 」
   「 ・・・ お婆ちゃん 心配だけど・・・  座ってても しょうがないし・・    いく 」
 「 おk~ 良かった  じゃ~  あそこの受付に行って めめの携帯の番号 教えて来るから チットここで待ってて ね 」 
   「 はい・・ 」  

 心配なのは分かるがこんなところで3時間も4時間も祈っていても落ち込むダケである。  ましてや意識がある様なので急変しない限りは呼び出しはないハズ。  どっちみち、検査が終わるのが昼頃ならばそれまでは医者も家族に説明することなどないハズであるから。  世界中の不幸を1人で背負い込んでしまったかの様な奈美ちゃんが可哀想すぎるし、これ以上は怖い思いをさせたくはなかった・・・。

 先ほどの救急受付の窓口を1人で尋ねると、ん?、ほんの10分そこそこしか経ってないのだが受付の女子が3人に増え、それも美女に変身していたw。  こ・・これは、ソロ凸しなくては蒼母衣衆の設立の盟主としての名が泣くw。  ナース・プレイか・・・チャウ!ちゃうw  現実と妄想の境目をハッキリさせておかないと奈美ちゃんを1人残してパトカーでこの場から帰る事になってしまう。  それだけは避けたい。  

 「 すみませ~ん 」   決め顔で 一番近くのコスプレ・ナースに声をかけてみた
   「 ハイッ 」   どうしました?  言う顔で 右斜め30度に頭をかしげて 天使の笑顔がかえって来た
 
 心の中で・・・ 「 え~と ナースのコスプレプレー を 3Pで 90分 でお願いしま~す 」  ・・・ 流石に口には出せないw。 間違いなく注射をされてしまうだろ~w。  気を取り直して真顔で目の前の白衣の天使に話しかけてみた。

 「 先ほど 家族の者が救急搬送されて来たんですが・・・ 検査でかなり時間を取られる様なんですね・・ 」
 「 で 2時間も3時間も待合室にいると気が滅入ってしまうんで 少し外へ出たいんですが・・ 」
 「 勿論 呼び出しにそなえて直ぐに戻ってきますので・・・ で 病院内の喫茶にも行きたいのですが・・ 」

  「 長い時間 待合室のロビーでは疲れますよね  どうぞ 結構です 」
  「 お名前を頂けますか? 」

 「 高橋かつえ と言います   連絡先の電話番号は間違えて 家に置いて来た携帯の番号でしたので  すみませんが変更を お願いします 」
 「 今 持っている携帯の番号は 090-93**ー9797 で お願いします 」  
  「 高橋かつえさんですね  少々 お待ち下さいませ 」    Pcに向かいキィーボードを叩き 画面を読んでいる
  「 ハイ 結構です  検査中ですね   それと 呼び出しの携帯番号は 090-93**-9797 ですね 」

 「 ええ そうです  外をぶらついて直ぐに戻って来ますが・・ 様態が変わったら教えて下さい 」  
  「 なにかありましたら 直ぐに呼び出しますので 出来るだけ院内にいる様にお願いします 」  
 
 「 有り難うございます  遠くへは行きませんので 」   脇に立っている2人の天使も造り笑顔で承諾してくれた  
   
 こんなに素的な白衣の天使が3匹wいや、3人もいるのだからせめて携帯の番号を聞き出して・・・いや、今は奈美ちゃんを少しでも不安にさせている場合では無い。  早足で待合のロビーへ戻り、再びあの大きすぎる胸で抱きついてきてくれることを期待してみたりしちゃってw ( ←正しい日本語ではありません ) 奈美ちゃんの元へ戻っていった。

 待合室ロビーへ戻ると奈美ちゃんが立ちながらずっとこちらを見ていた。  と言うよりもは、親が少しの間でも子供の側(そば)を離れると不安な表情でズット親が見えなくなった方向を見ている・・そんな子供の不安げな様がそのまま奈美ちゃんに写っていた。  可哀想に。

 奈美ちゃんの肩を抱いて待合室ロビーから外へ出た。  江戸川の空は眩しすぎた。  

 「 さっきさぁ~ 奈美ちゃん 携帯を妹へ置いて来たって 言ったよね 」
  「 うん・・ 」 
 「 と言う事は もしも ここの病院から携帯されると 妹に繋がっちゃうよね 」
  「 あ~~ わたし 」 
  「 携帯を妹へ置いて来たんだけど・・ 連絡先を聞かれて 置いて来た私の携帯を教えちゃった! 」     だよねw

 「 多分 そ~じゃ ないかなぁ~ って 思って この携帯の番号を伝えて来たから 安心して 」   左手の携帯を見せた
  「 めめさん・・ なんでもわかるんだぁ・・ 」    
 「 いや そう言う訳じゃないけど  奈美ちゃんと同じ目線で見渡してるから やっている事も やりそうな事も 見えるだけ~ 」
  「 すごい・・ 」

 「 あ!でね   朝 お母さんにTELしたでしょう  」
  「 はい・・ 」
 「 よかった   なら  お母さんが酔いから覚めて 携帯に電話したら妹さんがでるね   それで わかるね 」
  「 ・・・うん 」
 「 じゃ 妹さんへも連絡しょうか?  今 まだ 検査中だからってネ    病院の名前も知らないだろうしネ  心配してるはず 」
  「 ・・・ ・・ ・ 」  
 「 あ~ 奈美ちゃん 泣かないで   おねがい 」      女の子に泣かれると とにかく 弱いw
 「 え~と 奈美ちゃんの携帯の番号とお母さんの番号は入っているから   チト まってね 」     右手が縦横 忙しいw
 「 あった これ 奈美ちゃんの番号だよね   ハイ 」 
  「 うん  わたしの 」   涙目がカワイイ
 「 じゃ~ 電話するね  」   

 ♪~♪♪~ NTT docomo です ♪~ ♪♪~

    「 ハイ もしもし・・ 」   妹の 秋ちゃん だ    奈美ちゃんへ携帯を渡した
   「 もしもし・・ あき?    今 病院・・ 」 
 
   「 うんん  まだ お婆ちゃん 病院でけんさしてるの・・・ 」

   「 直るか 直らないか まだ わからない・・ 」 

   「 まだ 時間 かかるって・・ お医者さんが・・ 」

   「 あ! めめさんが ここに いるの 」     こっちを見上げた   そして 携帯を渡された

 「 もしもし 秋ちゃん  大変だったね・・   もう心配はいらないからね  アパートからここ近いしね 」
    「 ハイ・・ 」
 「 え~とね  メモってくれるかな?    江戸川病院 」
 「 1階の救急窓口 ね 」
    「 え~と   えどがわびょういん   1階のきゅうきゅう・・・ 」

 「 そそ~ それで OK だから 」    
 「 でね  もしお母さんから 連絡があったら 病院へわざわざこなくても めめが話しを聞いて 帰りに 奈美ちゃんと帰る からって だから心配しないで って 伝えてね 」 
 「 連絡は いつでも この携帯の番号へしていいからね 」 

 「 秋ちゃん 赤ちゃんと 一緒 だよね   で  今日 学校 休んだんだ・・ 」   
   「 ・・・ やすんだの 」
 「 それも 心配しないで  あとで 学校へ TELして おくから ね 」
   「 ハイ・・  ありがとう 」  

 「 あ! 秋ちゃん  1人で不安だろうから  めめの会社の友達を家に行ってもらうから それまで もう少しガンバ ね 」
   「 ハイ・・ 」
 「 何 たべたい? 」
   「 ・・・・ 」
 「 じゃ~ なんか また ケーキでも 持って行かせるから 待っててネ 」
   「 ハイ・・・ ありがとう ございます 」

 「 じゃ~ こっちのことは あんまり心配しないで  赤ちゃん 宜しくネ 」
 「 奈美ちゃんと 代わる? 」
   「 うううん だいじょうぶ・・ 」

 「 じゃ~ 連絡は いつでも いいからね    心配もしないでね   ケーキをまっててね    ジャネ 」  
   「 はい・・ 」  

 ポチッ 

 妹の秋ちゃんは思ったよりも落ち着いていた。  普通の女子中学生ならお婆ちゃんが倒れて救急車が家に来て、意識がもうろうな状態でストレッチャーに乗せられていったらそうとうショックを受けていると思ったのだが、何回か合った時とさほど違いがTELの声からは感じられなかった。  姉の奈美ちゃんの方がそうとう動揺していた。

 妹との会話を終えてからそのまま会社へTELをしようと時計を見ると9時少し前だった。  

 昨日は、いや、今日の朝2時ちかくまでイズに無理を言って残業扱い無しのサービス残業で、マレーシアへ輸出する食品リストの一覧を造っていた。  イスラム教の為に成分表示をしなくてはならないのだが、内容物のごまかしで向こうに着いてから送り返された食品の成分分析を専門業者に依頼し、その分析表を元に再度輸出用のインボイスを造っていて朝までイズを付き合わせてしまっていた。  通常はよほどの事が無ければ深夜24時までは必ず秘書達を帰すのだが、この度は輸出を断られた事で数十億円が紙くずになってしまった為、取引があるA社の尻ぬぐいの業務を肩代わりするハメになり、社長からの頼みならば絶対に引き受けないのだが会長から廻ってきた今回は・・・断り切れなかった。

 会長室から色々な 「 物 ( ブツ ) 」 を運び出している弱みを握られているからだったw。

 ポチッ シャ~、ポチッ、ポチッ  ♪~♪~    ( ← スマフォの操作を書くと こうなるw ) 

 「 サッちゃんで~す!   専務~  おっはよ~ 」    いきなり繋がって驚いた   寝不足の頭に 大きな声は毒である
   「 おは~ サチ    いまさぁ~ 江戸川病院って言う所 いるんだけど  午前中 何か打ち合わせ あったかな? 」
 「 えぇ~? 江戸川病院?  何か悪い病気でも もらったの? 」       あのなぁ~
   「 ちゃうわ! 行徳の奈美ちゃんのお婆ちゃんが倒れて搬送されたんだよ 今 検査中なんさ 」  
 「 え? 大変 大変 ・・ で 大丈夫なの? 」 
   「 検査待ちなんだけど 午前中 いっぱいかかりそうなんだよ     急な仕事が入ったら 明日以降に頼むわ 」
 「 うん 分かった・・ で 心配だわね・・ 」  
   「 サチさぁ~ 午前中 忙しい?  急ぎの仕事 ある? 」
 「 う・・うん  ごめんなさい  昼までにFAXしないといけない書類があるのよ・・ 」 
   「 ミミは? 今日 何時から? 」
 「 え~とね まってねぇ・・・  ミミちゃんは・・・ お昼までは出社するけど・・・  TELして呼び出す? 」  
   「 いや 呼び出しはいいよ    じゃ イズは?  朝まで今日 付き合ってもらったんだけどさぁ・・・ 」 
 「 イズちゃんは・・・ ん~とねぇ~  10時には出社するけど 」  
   「 そか   じゃぁ~ イズに頼むかなぁ    あのさぁ~  行徳の奈美ちゃんの住所 メールするから ケーキとチョコ いっぱい買ってさぁ   妹が奈美ちゃんの赤ちゃんの面倒を見てるから めめと奈美ちゃんがそこに帰るまで妹の話し相手 していて欲しんだよ 」 
 「 え? いいなぁ~ それ~ 」
   「 あのさぁ~  やはり 家族が倒れたらショックだし・・  中学生の女の子だし・・  さすがに不安だと思うんだね 」    
   「 で イズに ケーキでも食べながら 話し相手になってもらおうかと思ってネ 」
 「 ケーキかぁ・・  ん~~  午前中の仕事とケーキだと・・ やはり ケーキの勝ち! 」 
   「 残念だなぁ  サチが好きなケーキ  好きなだけ 買って良かったのにさぁ~ 」
 「 あ~ 専務 チット待ってね   FAX 使えない様に 蹴り入れて壊して来るから   待っててネ♡ 」     おぃw 
   「 サチ! サチ! サチ!  止めれぇ~    本当に壊すなよ お前w 」    本気に聞こえたから 怖いw

   「 イズ にめめからTELしておくから  後は 頼むなぁ 」  
 「 了解で~す   午前中 サッチちゃんは頑張るから  専務 心配しないでね 」   頑張られると 逆に心配だが・・
   「  サチ 出来る子だから 心配してないわ  でさぁ~  社長と会長にさぁ~ 伝言 頼むわ 」
 「 ハイ? 伝言?  どぞ いいわよ 」
   「 社長へは・・ 恵比寿の美香ちゃんが顔を見たい と 先日 区役所通りですれ違って 言ってました と 」
   「 バラされたくなければ 今回の件が終わったら 臨時ボーナス 専務が くれ~ と 言ってました とね 」
 「 ハイ~~~  ふふ    こう言う伝言 大好き♡ 」
   「 会長へは・・ 銀座で無くした財布 リアドのママ が預かってますから と 伝えて 」
   「 リアドのママが 会長室へ尋ねて行くと 言ってたのを めめが阻止して 財布 めめが 預かってます とね 」
   「 一割で 手を 打ちます から・・と 」
 「 ハ~イ  伝えま~す    その一割で ケーキ 買ってね♡ 」     |д゚) 
   「 イズに社内用に もうひと箱 ケーキ 買ってもらうか 」 

   「 頼むね 伝言    最近 社長と会長から こき使われてるから   何か仕返ししないとね 」   
   「 で イズにも伝言 頼むね    およその件は めめから 後で イズにTELしておくから さ 」

 「 ハ~イ   イズちん 出社したら 行徳ね 」         イズちん・・かよ
  「 病院で もうすこし 様子 見てるから   宜しく頼むわ 」  
  「 じゃ~ なぁ~  あ! 社用の呼び出しは止めてくれ!  今の件だけは いつでも連絡OKだからさ 携帯に頼むわ 」
 「 ハ~イ   ん?  携帯電話 病院で使っていいの? 」
  「 うん ここの病院は 使えるんだよな 」
 「 わかった   じゃ~  何かあったら 即 連絡するね 」 
  「 たのむわ  じゃな 」
 「 奈美ちゃんのお婆ちゃんは 必ず良くなるって 伝えてね 専務・・   じゃ~ バイバイ 」

 ポチッ ・・・・ 全てに会話は隣の奈美ちゃんにも聞こえていた。  スピーカーに切り替えて話していたので、サチとの会話はすべて聞こえたはずである。  続けざまにイズのプライベートTELへ連絡をして出社しても良いし、しないで直に行徳へ向かっても良いと伝えた。  ケーキだけは忘れない様にと、念を押してTELを切った。  




                    社長・・・降参ですわw 18へ

     



     食べきれないわなぁ~   多くない・・


              




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社長・・・降参ですわw 17
- 2014/06/17(Tue) -
   
                 制作書類
 
              約50枚ほどの書類を制作してそろえる








                       社長・・・降参ですわw 17  (更新したわぁ~) へ






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社長・・・降参ですわw 16
- 2014/06/11(Wed) -
 珍しくサチから伝言を頼まれました。

 先日のIXAでの話しだそうで、45鯖での出来事らしいのですが 伊達家(攻撃)VS上杉家 での合戦で
  「 上杉明主会 って最高♡   なんかね みんなでね サチの出城回りの陣が ♡ だらけなのよ~ 」
  「 ♡ の陣は 敵の上杉明主会だったのぉ~  」 
  「 留守の時に 4合流くらいもらって陥落したけどw  45鯖で遊んでて初体験だったわぁ~ 」
  「 出城を ♡ で囲まれると やっぱり女の子だから 心 揺れるのよぉ~   しっかり攻撃したけどネ 」  ><  
  「 上杉明主会 の皆様    楽しませて戴きました~♡ 」  
 以上、サチ様からの伝言でしたw  

 上杉明主会の皆様、サチと遊んで戴き、誠に有り難う御座いました。  攻撃大好き娘ですので 溶かし愛 を求めてさ迷っているようです。  2日目は殆ど兵は残っていないほど初日に兵を使い切る病気がありますのでご注意を・・・

 是非とも45鯖の伊達家内でサチを見つけたら遊んでやって下さいませ。  ( 城主名  サチ♡ )    sachi

 あ~ 今でも めめ がリアル忙しい時にはサチに影武者をさせておりますのでw 結構強いかもよ・・・

    ***** 

 15からの続き・・

 奈美ちゃん(ノイちゃん=ラッサミィー)のアパートへ車を走らせた。  高速湾岸線をディズニーランドへ向かうルートで新宿から行徳へ向かう。  あまり頻繁に奈美ちゃんへ質問をしても可哀想だし、出来るだけ今回で全ての疑問を解くつもりなのだが全ての疑問を解こうとすると家族関係に付いてのかなり突っ込んだ質問をしないと入管を納得させることは出来ないだろう。

 毎度の事だが彼女の人生のどこまで立ち入るべきか悩んでいるうちにアパートが目の前に見えてきた。  複雑な親子関係を頭の中で思い描いてみると、さすがにアクセルを踏む足が重くなった。  アパートのすぐ近くの公園脇に車を留めて (-.-)y-゜゜ しながら車の中で頭を整理してみた。  横浜生まれがどうも気になってしまう。  いくら考えていても本人が直ぐ目の前のアパートにいるのだから聞いた方が早いし、上手くツジツマの合う話しを聞けるかも知れない・・と、車から出て部屋へ向かった。

 ドアの真ん前で立ち止まり脇のチャイムを1回だけ押してドアへむかって声をかけてみた
  「 ワディ~ クラッ (こんちわ~)  ピィー ムゥ クラッ (豚さんですがw) 」    ドアの内側に誰かが近づく気配がした
  「 サッ ワディ~ クラップ 」  再度 丁寧に声をかける

    「 サワディ~ カッ 」   ドアが少し開き すき間から奈美ちゃんの顔がのぞいた

  「 コト~ト ティ  マァ ボイボイ 」  (何回も来て ごめんね) 
    「 マイペンライ カァ~ 」   (大丈夫ですから)
    「 チュ~ン マァ~ カッ 」   (中へどうぞ)   少し微笑んでいた顔を見て ホッとした
 
 玄関先から妹の 秋ちゃん が見えた。  造り笑いで迎えてくれた。  どこから見てもJc(中学生)だったが、奈美ちゃんとは似ていなかった。  ・・・やはりね。



 小さな玄関先で靴を脱いで鞄を抱えてテーブルに腰を下ろした。  アパートは一般的な造りで玄関脇に水回りがあり、4畳半ほどのスペースにガラステーブルだけが置かれている。  左右に部屋が2部屋あり、1部屋は奈美ちゃんと妹、母親の部屋で、もう一部屋は祖母が寝ている様だった。  

 テーブルに付いて鞄から書類を出そうとしたその時、直ぐ脇の妹が自分の部屋へ戻ろうと立ち上がろうとしたところを軽く制して座っていていいから、と妹の秋ちゃんへ目で合図した。  気を遣わせたくなかった。  「 あ、ごめん 車にお土産を忘れてきたみたいだから 直ぐ もどるね 」 と、立ち上がり鞄の上に書類を置いたまま玄関先で靴を履きなおして2人には出来るだけの笑顔で部屋を出た。

 お土産など持って来てなかったが、少し考える時間が欲しかった。  姉の奈美ちゃんにどこまで詳しく家族の関係を聞いていいものか悩んでいた。  中学生の妹もいる事だし、根ホリ葉ホリ聞いて2人の関係を悪くさせたくはなかった。  本当なら奈美ちゃんの出生から今までの19年間を聞き出し、あわせて出来る限り詳しく家族との関係も知らなくては書類は書けない・・。  それが出来ない事は100も承知なのだ。  大人の顔で質問をする事をやめて、友達程度の質問をする事にした。  足りない内容はいつも通り上手く物語を造ればいいさぁ~。

 近くのローソンへ入って手当たり次第にケーキ類とプリン、ヨーグルトを買い占めたw。  両手に大きなレジ袋を2袋ぶら下げて店を出た。  この2袋で持って来たハズのお土産を忘れて来た事にして勘弁してもらうつもりだ。      

 コンコン・・ 軽くドアをノックして部屋へ戻った。  2人の目がローソンの袋に釘づけになるw。  少し多かったかな。
 
 「 ごめんね お土産を会社に忘れて来たみたいで  そこのコンビニで自分で食べたい物 全部買ってきたよ 」  ^^
 「 食べながら 話そ~ ね 」

 予想以上のお土産の量にこちらに敵意は無い事だけは伝わった様だ。   まぁ~隣で寝ている祖母が1人で全部食べたら間違いなく血糖値が1週間は下がらないと思う事だけが心配だが・・。
 
 「 ん~とね  今日来たのはね  2~3 教えて欲しい事があったんだけど 」
 
 話しを切り出しながら袋の中身を全てテーブルの上に次々と置きながら尋ねてみた。

 「 まずはね・・ あ、 奈美ちゃん 日本語でいいよね?  タイ語 ヘタクソだから ね 」  
   「 日本語で 大丈夫 です 」  笑いながら頷(うなず)いてくれた

 「 奈美ちゃんは 横浜生まれなの? 」
   「 はい 横浜で生まれたって 聞いています・・   わたし・・も 余り良く分からないけど・・ 」
 「 で ずっと 横浜? 」
   「 関内って 言うところで生まれたんだけど・・ 小学校前からお母さんに連れられてタイのお婆ちゃんの家に行ったり来たり・・で・・ 」
 「 かんない? 」
   「 そぉ  関内 」 
 「 良いところだね  凄い!  大好きな街だよ 」
   「 え? そうなんですか? 」
 「 関内に香港の友達がいて 良く 遊びに行ってたんだよね~   友達から広東語を教えてもらったさぁ 」
 「 ゲイトウ チン ア? とか ドウチェ ネィ とか  いろいろ (笑) 」
   「 広東語 良く分からないけど・・ ゲイトウ チン ア は 幾ら? でしょ 」   凄い
   「 ドウチェ ネィ は  有り難う 」  
   「 小さい頃 聞き慣れた言葉は 少しは 覚えてるから・・ 」    (^o^)
 「 頭 いいんだねぇ~    そそそそ・・  友達と お店の手伝いをしながら 覚えた 広東語なんでねw 」

 「 へぇ~ 横浜で生まれて 小さい頃は お母さんとタイのお婆ちゃん ち(家)へよく行ってたんだ 」
   「 そ~なの   でも 学校は全部 日本だから・・ 」   
 「 うw  タイ語よりも 日本語の方が 良いんだよね 」
   「 そ~なの   タイ語は少しくらいしか 話せないけど・・    妹はタイ語 分からないから・・ 」    ふ~ん
 「 じゃ~ お母さんとタイ語で話すの? 」
   「 そうじゃなくって 殆ど日本語で話すの・・   タイに言った時だけタイ語では話すけど・・ 」
 「 そか 日本でタイ語 必要ないもんねw   向こうに遊びに行った時だけタイ語なんだね 」
   「 そう です 」     そ~なんだ・・・

 「 で、 向こうの旦那さんは 日本語は? 」
   「 サミィ~ (旦那さん)は日本語 殆ど 話せないです 」      ・・・・
 「 向こうで 知り合ったんだから そ~だよね      ん~  で、今回は 日本に 彼は来たい訳だ 」  
   「 ・・・ 」  

 「 知り合ったのは タイの お婆ちゃんの家? 」
   「 はい・・・  彼のお婆ちゃんと あ母さんのお婆ちゃん が 友達なの・・ 」     ん? 
 「 友達? 」
   「 遠い 親戚・・・ 」
 「 ん?  え? まさか・・ お婆ちゃん同士が姉妹とか・・ ホントの親戚とか  タイに多いけど・・ 」
   「 ええ  そうです・・ 」     (>_<)

 むわぁ~w タイは一夫多妻制を暗黙で了解している国なんでお父さん1人+本妻(ミヤ)1人+小さい奥さん(ミヤ ノイ)5人・・とか多いのである。  昔は貧しかったので一夫多妻制が当たり前だったのだが、最近でもそのなごりがまだ見受けられるのだ。  よって腹違いの兄弟が5~10人いてもおかしくないのがタイであるw。  え? って事は遠い血縁関係の結婚なのか?  ・・・・。  まぁ~血が濃くないだけが救いかもしれないが・・・。  (ちなみに 小さい奥さん=ミヤ ノイとは今では愛人を意味するw)

  深く突っ込みたく無かったので話を妹へ向かって投げてみた。

 「 秋ちゃんは 日本人? 」      冗談のつもりだったが・・
   「 うん・・ 」      空気が重いw
   「 わたしは お母さんの 子供で・・  お姉さんと お母さんが違うの・・ 」      \(^o^)/オワタ     え?

   「 お姉さんの本当のお母さんは 分からないの・・・ 」     グリコ・プッチンプリンを食べながら 良く言えたなぁ~w
   「 わたしのお母さんがお姉さんを引き取って育てて・・ そして・・ その後にわたしが 生まれたの 」    もう1個 プリン食べる? 
   「 小さいときから タイに行くと よくお婆ちゃんから 聞かされてるから・・  」    姉の方を見上げて声を詰まらせた・・ 

 これ以上は深く聞けなかった。  多分・・奈美ちゃんの旦那さんは育ての母親の祖母側の兄弟の誰かの子供なのだろう。

 「 ねぇ~ 奈美ちゃん    旦那さんと2人だけの写真 無いかな・・  1枚でも いいんだけど 」   大事な事だった
   「 写真?  2人だけの?   ないと思う・・ 」       むぅ~  だよね・・
 「 そか・・・  あれぇ~   奈美ちゃんのお婆ちゃんの家 ロッブリィーのタールワンだよね 」
   「 そぉ です 」
 「 OK~ じゃさぁ~   こうしよう 」
 「 本当は2人で取った写真を入管へ提出しないといけないんだけど   無いモンね 」
 「 この前 洪水でタールワン町もかなり浸水したよね   で・・でさ~ 」   ^^
 「 旦那さんと2人で写ってる写真や写メ   デジタルカメラやタイで使っている携帯を お婆ちゃんの家に預けてあったんだけど・・洪水でカメラや携帯が水に濡れて壊れた~って 事で いいかな? 」
 「 で、日本にあった写真を 提出しました~ って事で ネ   もしも 写真の事で聞かれたら そう答えてくれるかな 」

   「 はい・・ 」

 「 頼むね  2人で写っている写真がどうして無いの? って聞かれたら     思い出してね  今の話し ネ! 」
   「 はい・・  タイのお婆ちゃんの家が洪水で  水が入って  写真もカメラも 無くなった・・  で いいの? 」
 「 そぉ~で~す    で  ここのアパートに持って来ていた写真しか無かった    ってね 」
   「 はい 」 

 「 うわぁ~ たすかるわ~    これで全て解決して 書類を書ける 」   
 「 2~3日中に出来上がるから その書類を持って 品川の入管へ行こうね 」
 「 提出だけだから心配無いから 」
 「 そして 入管から呼び出しの手紙がきたら 赤ちゃんと一緒に入管へ行って 書類の確認だけ だから心配無いさ 」

 「 ね! 」
   「 はい・・ 」

 「 もし その時に 写真の事で尋ねられたら  今 言ったように 洪水で無くなったんです~   てね 」 
   「 はい・・ 」 

 「 心配しないで  書類の内容は 写真以外は 全て 奈美ちゃんの本当の事だから 困らないハズだからね 」
   「 はい・・ 」

 「 で、 書類が出来たら全てのコピーを持って来て 奈美ちゃんに渡すから ね 」
 「 もちろん 書いてある内容を全て 説明してあげるから d(^-^)ネ! 」
   「 はい    お願いします・・ 」

 「 だいたいの内容はね・・・ 」
 「 いい? 聞いてネ 」
 「 わたしは  あ!奈美ちゃんの事ね 」
 
 「 わたしは **年:月:日に神奈川県の横浜で生まれました。  小学校へ入学前までは母親と祖母の実家のあるタイ王国ロッブリィー県のタールワン町で数年過ごし、その後、帰国して横浜の小学・中学校へ通い、高校はタイの女子校へ入学しました。  高校3年生の時、祖母の家に遊びに来ていた現在の主人と知り合い、交際が始まりました。 」

 「 ここまで いいかな? 」
   「 はい 」

 「 交際が始まりましたが、彼の家はと職場はカーラシン県のカーラシン町で遠く離れていましたが、彼の職場のレストランが休みの際は彼が私の町まで尋ねて来てくれました。  タイの女子校を卒業後はお互いに行き来する様になり、交際が深まり、昨年*月に私の地元で結婚式を挙げ、役場に婚姻届けを出しました 」

 「 だよね? 」
   「 はい 」

 「 昨年、妊娠した際に、子育てが心配だったので日本にいる母親の元で出産して育児をしてきましたが、 最近になり、やっと育児にも慣れ、家族の支援もあってタイにいる配偶者の夫と共に子育てをしたいと強く思い始め、日本でも使用の出来る調理師免許をタイで取得していますので、母親の知人のタイ料理レストランで働き、家族3人で日本で生活していきたいと思い、この度、夫の在留資格を申請しました 」 

 「 まぁ~ 簡単に 言えば こうなるよね 」  ^^
   「 その通りです  有りがとうございます 」

 「 奈美ちゃんは・・ 日本人なんだねw 」 
   「 そうです・・ 」 

 「 もう 聞きたい事柄は無いハズだから・・  早めに申請は行こうね 」
 「 秋ちゃんも 入管  行ってみたい? 」   
   「 うん   行きたい 」   w 
 「 じゃ~ 行くときは 連絡するね 」
   「 うん 」  

 「 さ て と・・・ 今日は ありがと ネ!   赤ちゃん 泣かないし   たすかったわ 」   
   「 この子 お腹が空いたときだけ 泣くの 」    ^^
 「 手がかからなくて いいね 」
 「 妹の 秋ちゃんも 赤ちゃんの面倒 見てるの? 」
   「 うん  お姉ちゃんと 半分半分 くらい 」      ひぇ~ 凄
 「 好きなんだね 赤ちゃん 」
   「 なんか  カワイイの 」 
 「 奈美ちゃんも助かるね 」

 「 じゃ~ 帰るね・・   奥の部屋で寝てる お婆ちゃんにも 宜しく~ 」
 「 起こすと 可哀想なんで このまま帰るね 」
 「 あ~ 余り 甘い物  食べ過ぎると・・・   」
   「 へへ~  太ってもいいから    全部 食べま~す   妹も 甘い物 好きだから ネ! 」
     「 うん 」 

 「 有り難う~ 」     秋ちゃんも お姉ちゃん も  笑顔がカワイイ
   「 また 来て! 」 
 「 ん? 」
   「 今度も ケーキがいい ^^ 」
     「 チョコレート も 好き 」        そかw

 「 来る度に お土産せびられると大変だから     今度 会った時は 好きなとこ付き合うから 考えておいて~ 」
   「 ふふ 」 
    「 は~い 」      ん~  Jcは やはり カワイイw
 
 「 じゃね~     サワディ~ クラッ 」     タイ式のワイ (胸の前で手を合掌) をした
   「 サワディ~ カッ 」    反射的にワイがかえって来た  
    「 バイバ~イ  」       バイバ~イ・・かよw


 2人の笑顔に見送られてアパートを出た。  2人の姉妹は予想以上に自分たちの境遇を理解していた。  深く考えてもどうしようも無い事はそのまま受け入れるしかない事を割り切っているようだった。  過去よりも未来を2人共見ていた。

 書類の筋書きは出来ていた。  何度も同じ様な書類を頼まれて作っていると、入管が書類のどこに食い付くかは知っている。  コツさえ分かればそれ程まで難しいモノではない。 

 しかし・・
 書類制作の裏側でとんでもない事が同時進行していた事に全く気が付かなかった。  いや、気が付くスデも思いもしていなかった。  奈美ちゃん一家に 陥落寸前 の危機が迫っていたとは・・。





                      社長・・・降参ですわw 17 へ続く    





               iz1.jpg              iz2.jpg

               怪しい ヤツ・・め
                       ん~ でも もう少しで お宝画像の仲間入りなんだがw







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社長・・・降参ですわw 15
- 2014/06/03(Tue) -
 香港のマブだち め~みチャン から紹介されたモデル ゆ~みチャン から意味深なPicが先日届いたので(14参照して)
 さっそくバンコクの娘にも 「 おはよ~♡ 」 のPicを送ってもらったw

                 e_20140603053319d7e.jpg
              ベットから出たくなくなるわぁ~


   *****

 ノイちゃんの書類を何度も見直してみたが、揃っているハズの書類に何故か違和感を感じる。  シックリこないのはノイちゃんと旦那さんとの2人の関係が書類からは幸福感が感じられないからだった。  型通りのツジツマは合っているようだが何かが足りない気がしてならないのだ。


 ノイちゃんのタイでの呼び名は ラッサミー・トンブンマー であるが出生地が横浜なので正式な日本名を持っていて
高橋 奈美 と言うのが戸籍上の氏名だった。  その奈美ちゃんの子供は 長男・直紀 と記載があった。  
直紀の父親は ワラハーン・ラッチャナポーン と言う名前。  奈美ちゃんの旦那さんの名前だ。
 
 母親(ママ)のタイ名義は ホックプラサート・スワンニー と言い、日本人と結婚して 高橋 夏美 となっている。
ノイちゃん高橋奈美=ラッサミー・トンブンマー ・・・とは名字が異なっていた。  つまり、ノイちゃんはママの正式な子供では無い。  養子なのだろう。  ん?  で、ママさん=高橋 夏美さんは 日本人の旦那さんとは数年前に離婚していた。  だが・・その別れた旦那さんのお母さん=祖母と同居して面倒を今でも見てあげている・・・のである。 

 そしてノイちゃんには 秋 ちゃん と言う妹もいる。  実の妹なのかは不明だが・・。 

 ノイちゃん=奈美は、タイ国内で結婚式を挙げている。  と言うか・・籍だけを役場に届け出をして婚姻としている様だ。  タイの村役場に提出の書類は全てタイ名義の ラッサミー・トンブンマー 名義で1枚も 高橋 奈美 の書類は出てこない。  

 母親の実家が ロッブリー県タールワン郡 で、祖父母の実家が カーラシン県ムアンカーラシン郡・・・。  東京と大阪ほどの距離が離れている。  え?  横浜生まれなら国籍は日本じゃんw。  日本で生まれてタイで育ったのか。  


 むわぁ~ 意味分かんねぇ~わw。  複雑過ぎてこんな申請など誰もやりたくないわなぁ~。  手続き代行をママが業社へキャンセル連絡しても、そりゃ~喜んでキャンセルに応じたハズである。   

 なんだか推理小説になりそうで・・・怖いw。  造り話でこんなメンドイ内容は書かないわ・・・。  ノンフィクションの醍醐味なのであるが、なんとまぁ~こんなややこしい事に首を突っ込むハメになるとは・・・。  全ては・・・社長にロシアン絡みだと騙された自分が悲しかっったw。  ロシアンとは名ばかりの 象アザラシ の群れに投げ込まれ、数分後にはタイ絡みと判明はしたのだが、ノイちゃんの発育のよすぎる胸写メに食いついたばかりに・・・こんな目に。  やはり貧乳好きは巨乳にうつつを抜かしてると、とんでもない目に合ってしまうと言う教訓なのだろうか。  たしか・・・代々伝わる じっちゃんの家訓 には 「 巨乳には近づくな! 」 とか言う伝えは無かったハズだったが・・・今後は付け加えようと思うのである。  つい最近も追加した記憶がある。  「目の前の美女は・・・動いても動かなくても・・まず食べろ 」 だったw。  マカオのカジノでの出来事から学んだ1節である。


                   w_201406050704410d0.jpg
        ノイちゃん = ラッサミー・トンブンマー = 高橋 奈美


  話しが見えない。   色々な不明点をパズルの様に埋めていかないとスッキリとした物語にはならない。  書類を作成して出来上がるまで 奈美ちゃん に側(そば)にいて欲しいくらいであるがそうも言っていられない。  大まかなストーリーを資料の書類から読み取り、入管提出用に完璧にしなくては受理されても認可は下りないのである。  (*_*) マイッタ



 リアルのすき間を見て、書類を造り始めた。  しかし、先に進まない。  不明な事が多すぎるのである。  奈美ちゃんへTELをして聞き出して、また書き始めるのだが直ぐに行き詰まる始末である。  疑問点をまとめて書き出しておいて、奈美ちゃんの所へ行ってから彼女の知っている限りの真相を聞き出す事にした。  奈美ちゃんが話してくれればいいのだが・・・。  話してくれることを祈ってTELしてみた。  

 ♪~♪♪~
 「 もしも~し  めめですがぁ~  奈美ちゃん・・ 」
 「 明日  合ってくれないかなぁ~  どうしても分からない事があるんだけどさぁ~ 」
   「 明日?  いいけど・・・ 」 
 「 ん~とね   明日の 午後1時くらいに行っていいかなぁ~ 」
   「 ・・・ 午後4時すぎなら 妹が学校から戻るから  その方が いいけど・・ 」
 「 OK~OK~ じゃぁさ~ 明日の午後4時くらいに行くね 」 
   「 ・・・ はい 」 
 「 じゃぁ~ 美人の妹さんにも 宜しく~ です    じゃね 」
   「 ・・・ 」    

 プチッ

 面倒くさそうではないが何を聞かれるのかと不安な様子がTELからでも伝わってくる。  可哀想に・・・。  


     








              日付が追いつかないので

                      社長・・・降参ですわw 16へ





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