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社長・・・降参ですわw 11
- 2014/05/04(Sun) -
 …地下階段を下りるとそこは雪国であった。  
 
 違うかw。  「…トンネルを抜けるとそこは雪国であった」と、つい口ずさんでしまった。  地下テナントへの階段は笑えるほど寂(さび)れていて、足元を照らす薄暗いランプがそれなりの雰囲気をかもし出しており、お化け屋敷への入場を盛り上げてくれている。  まぁ~、間違えて隣の階段を昇っていけばヘルス天国かもしれないが、こちら側の地下階段は間違いなく地獄の1丁目へ迷い込む事になる。  

 足元に気を付けて階段を下りると、地下広場は思ったより広く、左奥へと広がっていた。  中央の大きな柱には全身がうつるほど大きな鏡が取り付けられていて、立ち止まって身なりを整えて、男前を確認してからから ドックン へ向かった・・。  


 ホールの左側に3店舗、右側に2店舗カラオケスナックが入っていた。  防音完備の店からは見事に音程がはずれた素的な歌声が地下ホールに響いていた。  ドックン は行き止まりの1番奥の左側にあった。  近づいてドアに手をかけようとした時、右側奥に地上へのびている非常階段の脇にもう1店舗ある事に気が付いた。  地下の店舗は全部で6店舗だった。  



 「 ワディ~ クラッ 」    (こんちゎ~)  ドックンのドアを開き 店内へ足を入れた

 店内は思ったよりも広かった。  めめの事業部と同じ程の広さに感じられたので、100平米(33m四方)はある。  タイ料理レストランとは名ばかりで天上からはミラーボールがぶら下がっている。  入り口左側に生演奏が出来るほどのステージがあり大きなモニターTVが壁に貼り付けてある。  小柄で色黒な従業員が1人で通信カラオケの配線をPcへ繋ぎながら頭をひねっていた。  客はいない。  小柄で色黒な彼がこちらを振り向きPCをいじっていた手を止めて笑顔で出迎えてくれた。

   「 サワディー クラップ   キン アーハン マイ クラップ? 」  (お食事ですか?) 丁寧なタイ語だった

 「 ポム チュー ムゥ~ クラップ     ママ ユー マイ クラップ?」  (ムゥ~と言いますが ママ はいますか?) 

 唇の正面でワイ(両手で拝む 挨拶)をした。  ワイの挨拶の両手の合わされる位置は、相手が自分より上なら上ほど両手で拝む位置が変わり、胸の前、唇の前、鼻の前、こめかみの前・・と上に上がっていく。   初対面の相手ならなら唇の前でワイをすれば失礼にはならない。 

 ムゥ~と言うのは めめ のタイ語でのニックネームである。  ムゥ~とは 豚さん の意味で、タイでは豚は色男の代名詞であるので使っている。  ついでに犬(マァ~)は最低な男の呼び名である。  タイでは飼えなくなった犬をお寺へ捨てる。  よって使えない男の代名詞がマァ~(犬)なのである。

 タイ人は初対面で合った人間を瞬時に自分より上か下かを判断する。  そして自分より上(年齢や才能・・)な場合は ピィー (兄)と言う言葉を名前の前に付けてくれる。  ピィー ムゥ~ (豚 兄さん= 豚さん)と呼んでくれる。  その際、男女の差は関係無く、目上と判断すれば ピィー プラ- (魚さん)、 ピィー ノック (鳥さん)etc  というぐあいで ピィー を名前の前に付けて呼び合う。

    「 ママー? ユー クラック 」   (ママ? いますよ)  
    「 ママ~ ママ~  ピィー ムゥー マー レーオ 」   (ママさん ママさん ムゥーさんが来ましたよ)

 厨房の中に声をかけた。  入り口正面が厨房の出入り口の仕切りになっていて、中にいたママに気が付かなかった。   ママが厨房カウンターから顔をだしてこちらをうかがった。  初対面だ。  どこにでもいる60過ぎのオバさんに見えるが、どことなく気を許せない気がした。  

 不思議そうな顔で厨房から出てきながらこちらをうかがっている。  雰囲気が悪くなる前にこちらから軽く挨拶をかわした。

 「 ジンディ ティ ダイ ルーチャック クン   ポム チュー ムゥー クラック」  (初めまして ムゥ~です)
 「 エリーナ 錦糸町 カオ ネナム ハイ ママ 」   (錦糸町のエリーナからママを紹介されました)
 「 社長 新宿 ポム パナックガーン クラップ 」    (新宿の社長の部下です)  鼻の正面でワイ(両手で拝む)をした 

   「 エリーナ 錦糸町?  社長 新宿?     あ~~~ めめ さん? 」  ( あ~~~ めめさん?)

 全てタイ語でのやり取りなのだがめんどいので翻訳で  

 「 ええ そうです  めめです    タイでは 豚さんと呼ばれてますが 」 
    「 あなた タイ人? じゃないわよね・・ 」     こんないい男がタイ人なハズは無いw  

 「 バンコクに家があります。  カンチャナブリーでは友達とブドウ農園をしてます。 今は野菜を作ってますが 」
    「 え~~驚いた  バンコク どこ? 」
 「 ムワン トーン タニー です   10年ほど前 友達と一緒に建てました 」
 「 友達家族に 家の管理を一緒に お願いしてますが・・ 」 
 「 カンチャナブリーでは ワインではなく 種なし葡萄をロビンソンデパートやスーパーに卸してます 」
    「 凄いわね~  ムワン トーン タニー は良いところね 」
 「 ですね クルンテープ(バンコク)中心までは 車で30分ほど かかりますが 静かですね 」

 友達と共同で始めた当時タイに出回っていなかった 種なし葡萄 を山梨の甲府から苗木を持ち込んで栽培したのがアタったのだ。  今は回りの農園にマネをされてしまい、野菜栽培の方が主流になっているが・・。  カンチャナブリーはタイ北部で、冬は雪も降る。  寒い山間部で国立公園や映画で撮った「戦場にかける橋」がある観光地である。   ただ・・・この橋のかかる川の名前だが、クウェー川 という川幅がゆったりで広い川なのだが、外国人が クウェー と発音するとタイ人には 「 金 玉 」 と聞こえてしまう別な意味でかなり危ない川でなのであるw。

 「 で・・・ 今日は 娘さんの件で 来たのですが・・ 」   信用させたら 即 話題に移らないと明日まで帰れそうもないw

 「 娘さんの事を 教えて 下さい    旦那さんを呼びたい と 聞きましたが 」 


 一瞬顔が曇ったのを見逃さなかった。  確かに曇った。  そして顔を整えて笑顔で答えた。

   「 そ~ なのよ   娘が子供を産んでまだ3ヶ月なんだけど 娘の旦那さんがまだタイにいるのよ 」  
   「 子供が生まれたのを機に ここに連れてきたいのよ    少し子育ても落ち着いて来たしね 」
   「 あ そっちへ座って下さい    何か食べませんか? 」    メニューを渡された

 「 いいえ 食事は済んでます 」  
   「 じゃ~ コーヒーでも? 」
 「 いいえ タイのコーヒーは甘過ぎるんで 買ってきました ブラックを。 勝手に飲みますから 」  ローソンのコーヒーだ

 「 で 行政書士に入国を頼んだら 高かったんですね? 」
   「 そうなのよ  38万円と言われたのよ もう少し安ければいいんだけど・・ 」
   「 めめ さん は 少し安いんですか? 」   何と答えようか悩んだが 素直に答えた 

 「 いや 無料でいいですよ    やり方 知ってますから 」

   「 え? 」   おもいっきり不思議そうな顔で見上げた 

 「 お金は いりません    今回は ボランティアでいいですから   タダ でOkです 」
   「 え? それは 困るわ・・   嬉しいけど 申し訳ないわぁ 」
 「 お金が欲しいわけではないんで いいですよ 」
   「 え・・ そうなの?   よかったら 若い娘 2~3人 紹介するわよ 」    (^o^)ノ

 「 まぁ~ 始めに言っておきますけど  お金はいりませんから ね 」
 「 ママが めめが 御世話になってる社長の 友達 の 友達 ですから   心配しないで下さい 」
   「 凄い!! あの社長さん 」      むぅ・・社長は凄くないんでけど・・・

   「 めめさんね  好きなだけ ご飯 食べてね    めめさんには タダ にするから    女の子も タダで 」   w
   「 マスター   これから先は めめさん ご飯 タダにしてね 」      まぁ~ 余り来る事 無いけどね 
    「 ママ 分かりました   豚兄さん(ピィ~ムゥ~) ご飯 無料ね 」   Pcをいじりながら 笑って こっちを見ている 

 「 それじゃ~  書類  揃ってますか?   あるだけ 欲しいんですが 」   申請書類を確認したかった

    「 それが・・・  先日 相談した 入管の関係者と言う人に 全部 渡してあるんですが・・ 」

 「 え? 」       予想外だった
 「 誰? それ? 」  

   「 待ってね   名刺 持って来るから 」    慌ててソファーから立ち上がり 厨房の中へ小走りで飛び込んだ       

   「 これ 名刺です 」    厨房の中から頭だけだして渡された     興味がでてきた

 「 ん・・と・・・    あぁ・・・・ん  」      英語と日本語で 肩書き が書かれていた
 「 イミグレーション ロイヤー ・・・ だと? 」  ケッ! そんな肩書き無いわ 英語だと弁護士と勘違いさせる肩書きだ 

 住所は日本橋人形町だと・・。  うさんくさい肩書きで外国人を相手に稼いでいることは明白だ。  おとなしく七福神の 人形焼き でも焼いてればいいものお・・。  たぶん個人経営の行政書士だろう、と言う事は察しが付く。  適当な肩書きでオレも半額くらいで商売しようかな・・。  そんなぁいけない事を思ってしまった。  早い!安い!で感謝されれば・・・むぁわ~、その後に何か良いことも・・・あんな事とか、こんな事とか・・ないか・・w。  立ち上げるならロシアン専門店だな~w。

 「 今日は仕方が無いので 明日にでも この名刺の彼に連絡して 預けた書類を引き取って下さい 」
 「 書類が届いたら また来ますから 連絡して下さい   それから・・   」
 「 それから できたら娘さんからも聞きたい事があるんで 近く 娘さんと 会えますか? 」 

   「 娘? 行徳のアパートにいますから いつでも電話して 会ってください 」
   「 娘の携帯の電話番号は 080-3234-40** です 」   

 「 あり~です  では 書類が届く前に 行徳の娘さんに会いに行きますから 伝えておいて下さい ね 」 
 「 2人が出合ってから 結婚するまでの 経緯を書かないといけませんので 宜しくお伝えください 」
 「 あ! 怖くないからって  めめ の事 」   w

   「 伝えておきますね   駅の裏の公園の近くだから すぐに分かると思いますけど・・ 」
   「 もし アパートが分からなければ 娘に 迎えにやりますので   宜しく御願い致します 」

 「 分かりました  では 今日は これで 戻りますね 」
 「 必ず 明日 書類を送ってもらえるように 電話してくださいませ 」
 「 あと 何か 質問 ありますか?   いつでも24時間 分からない事や不安な事は連絡してください 」

 「 ここのお店・・  夜は・・  ディスコ?でも 」    クラブとは 言わないw

   「 そう なのよ   夜  お店が終わった娘達が来て 歌って踊るんだけど・・ 」
   「 本当は 夜は ホストクラブにしてるんです ここ 」      だろうな この雰囲気は

   「 働く? めめさんも ここで? 」     (^o^)

 「 有り難いですけど・・   今の 会社をクビになったら 使ってください 」
   「 週 1回でも2回でもOKですからね    1日2~3時間でもいいから 」    w 

 「 タイの娘 小岩 多いの? 」  
   「 スナックは少ないけど この辺の娘はみんな風俗なのよ    あとは 新小岩とか錦糸町から 来てるの 」
 「 ふぅ~ん マッサージ店は 多いけどネ 」
   「 マッサージ店は 小岩だけで 40件くらい あるわね 」
 「 40件w  よく 共倒れ しないね 」
   「 潰れてるよ~  いっぱい    看板同じでも 経営者さんが 代わってるからね いつも 」   どこもおなじだな 
   「 うちも 行徳から来たんだけど ここみたいに広いお店を探していたからね 」 
   「 レストランだけだと 赤字だからね・・ 夜 定期にタイから歌手を呼んで イベントで食べてるから・・ 」 
   「 やっぱり  ホストクラブでもやらないと   ねぇ 」        厳しいよね どこでも

 「 では 戻りますね    娘さんに 宜しくです 」
   「 あ~ ご飯も 出さないのに・・  」
 「 気にしないで ください    あ!  コーヒー 置いていきますから どぞ 」
   「 あら~ いいんですか~  」
 「 どぞ    では・・   こちらからも何かありましたら また 連絡させて もらいますね 」
 「 で    料金は まじめに 戴きませんから  安心して 下さい ませ 」 
 「 できる事は しますから 安心して 」  

   「 めめさん 優しいし いい男だから  こんど 可愛い娘 紹介させてね 」       い・・いらんわw  
 
 「 では   あ  マスター また 来ます    宜しく~ 」 
 「 有線からPcへの配線は 分からないから ゴメンしてw 」  
    「 豚兄さん また 来て下さい   こんどは チャ~飯 造りますから  トムヤムクンも 」     あり~

 「 じゃ まぁたぁ~ 」   ワイをして ゆっくりと出入り口のドアを閉めて 名ばかりの レストラン から出て来た  

 タイ料理レストランではなく、タイ娘を相手にしてるホストクラブだった。  別に驚きはしないが、どんな客層なのか興味がでてきた。  今度1度、ドサクサに紛れて夜中に来てみたい思いにかられたのだった。  


 店を出て、ホールを出口の階段へ向かうと階段の上の両脇に若い日本人の女の子が2人で立っていた。  ここの地下にあるどこかのお店の客引きの娘なのだろう。  地下階段の下から見上げた訳であるから・・ミニスカ姿で立っている2人の様には・・さすがに困る。  目のやり場がない。  堂々と上を見上ながら階段を上って行くしかない。  素的なミニスカの下から ピンクの パ0ツ 見てませんから~ みたいな・・正々堂々と2人の真ん中を地上に出た。  2人にチラ見されて可愛い笑顔で見送られた。  あ!忘れ物したわ~もう一回地下へ・・と言うアホな考えは捨てて素直に左に曲がって華やかな通りの方へ足を進めた。  少し残念で心残りだったが、少し 得 をした気分だった。  

 駐車場へ向かいながら、華やかなネオン街を目指す。  勿論、その辺にタムロッている黒服や店の前で怪しい微笑みで誘惑してくるお姉さん達も黙ってはいない。  次々に声を掛けてくる。  今夜は夜9時からの大事な会議が待っている。  泣く泣く甘い誘いを断り、先に進む。  途中、歩いて来た歩道の向かい側に寿司屋が見えた際、思わずしげしげと店内を見渡してしまった。  残念な事に探してみた人物のシルエットを寿司屋の中に見つける事は出来なかった。  て、探している人をも良く分かっていないのだから当たり前であるが、ひとり苦笑いしながら先を急ぐ。

 交差点で赤信号に捕まった。 角の野菜やさんの軒先で足を止め、右手前のファミマでコーヒーでも買おうかと思ったが、人相が悪そうな3人組と目が合い、イチャモンをつけられたくなかったのでファミマはやめた。  3人の内の若い2人がファミマ脇のテナントビルに入って行った。  どこかの看板を背負っている組事務所でもあるのか、いかにもそれらしい人物達が出入りしていた。  良く見ると奥の扉の入り口に有名なタレントやお笑い芸人のポスターが見える。  有名芸能人のそっくりさんのものまねパブだった。  知らなかった。  こんな所にものまねショーパブがある事など。  出演者のポスターを遠目から見ると、歌舞伎町でやっているものまねパブと同じ様なメンツなので多分、向こうの歌舞伎町とここの小岩と行き来しているのだろう。  

 この辺で唯一知っているお店は1軒だけ、今、信号待ちで足止めされている交差点の左隣に書店がある。  その同じテナントビル3階に、な・・なんと・・なんと・・憧れの ロシアンパブ がある!。  テナントの入り口で客引きをしていた黒人に以前声をかけられ、面白いジョークを飛ばすのでついつい釣られて1度小岩在住の友人と入った事があった。  まじめなお店で、錦糸町にも黒人の兄が同じ様なパブを出しているとの事だった。  ギムレットがひどかったのでその1杯だけでお店を出たのだが、階段の脇に3階の ロシアンパブ のポスターが貼られていた事を見逃さなかった。  それ以来、1度は足を運びたいと思っていたのだが残念な事に未だその夢は実現されていない。  ある事は知っているのだが未だに未開拓の店だった。

 信号が青に変わり歩き出す。  有名な「地蔵通り」前まで来ると客引きがかなり溢(あふ)れている。  慣れないと少し怖く感じるかもしれないくらいに黒服が多い。  客引き禁止条例も勿論、ここ小岩にも当てはまるのだが、全くのお構いなしで声をかけてくる。  懐かしい歌舞伎町や新大久保の臭いがした。  

 ここ小岩で遊ぶなら、まじめなマッサージならタイ古式マッサージ店が乱立している。  まぁ~まじめと言っても、つい先月もそうだが、年に1~2店は過剰サービスで風営法に引っかかり捕まっている。  が、40件もある事を考えるとまじめなマッサージ店が多い。  スナックで素的な美女と飲みたいのならは、韓国の整形美人がお勧めだ。  但し、体型までは保証はない。  そしてデート目的なら格安な中国娘の学生さんがアルバイトでお付き合いをしてくれる。  

 小岩の名前だけは新宿までも、いや、関東全域までに届いている。  元々、錦糸町が全盛期を終え(錦糸町は外国人が多かったが、摘発で1度全滅した街である)、廃(すた)れてくると隣町の小岩へ錦糸町から外国人が流れた街だった。  錦糸町がそっくり下町の小岩に移って来た訳だが、近年はスカイツリー観光で錦糸町が再注目されはじめると、また々、錦糸町へ流れて行ってしまった。  その結果、ここ2~3年前から小岩は夜の景気が悪くなった様で、最近では焼き肉屋とラーメン屋が増えてきている。  焼き肉屋が増えた理由に韓国人が増えて来ている事もあるのだろう。  ラーメン店は居抜き店舗で、同じ場所で看板が代わる様子が増えている。  20年前の新大久保が韓国人に乗っ取られた時にも、やはり、いきなり焼き肉屋が増えた事を思い出させる。  

 景気が悪くなればなるほど客引きも増える。  その客引きも消えれば繁華街は廃れてしまう。  お店も客引きも必死でしのぎを削っているのだった。  駐車場がある路地へはその客引き達の聖地 地蔵通り を中央突破して行かなければならない。  まぁ~別段、遠回りすればいいだけの話しだが、好奇心が中央突破を嗾(けしか)けるのだ。

 「 マッサージ いかがですか~ 」 中国の娘だ。  「 ビール どうですか~ 」 韓国美人である。  「 セット1000円だけで OK~す 」 黒服が1番嘘臭い。  飲める酒と飲めない酒がある めめ だが、冷やかしでお店を覗くのが好きで、座ってコーラーで酔ったフリをして出てくる。  そんな事を地元の歌舞伎町でしているのであるw。  

 後髪を引かれながら地蔵通りを右に曲がり込み、さっきコーヒーを買ったローソンを左に曲がって駐車場へたどり着いた。  駐車場の真向かいのジャズバーからは生演奏での懐かしいメロディーが流れていた。  メタル制のドアに手を掛ける寸前で 会議 の2文字を思い出し、脇の窓から中を覗いてスポットライトの中で演奏していた懐かしい曲に少しの間、耳を傾けていた。  今度は会議のない時に中を覗いてみたいライブのジャズバーだった。  


      
 駐車場の紅馬に乗り込み、大きく深呼吸をしてアクセルを軽く踏み込む。  ここの駐車場前は一方通行で左折して大通りには出られない。  右にハンドルを大きく切り、ゆっくり紅馬を歩かせる。  道路が細いw。  ましてや左の病院前には松葉つえで左足をかばって歩いている患者がいる。  ・・・もう少し左に寄って歩いてくれないと今度は右足まで引っかけてしまいそうだったw。  細い路地からゆっくりゆっくり郵便局前を抜け、やっとバス通りへでた。  右に曲がり、さっき信号待ちした交差点を過ぎ、小岩駅南口駅前ロータリーから左に折れ、駅前から続く商店街を走る。  歩行者の殆どが紅馬に気が付くと指を差す。  珍しいのは分かるが指を差されると余り気持ちがいいモノではないのだ。  商店街の出口看板を抜け、T字路を右に曲がって環状7号線に向かって走る。  立体交差を左折して7号線と合流し、無事に広い道路へ乗り込んだ。  

 紅馬を運転しながらさっきのタイ料理レストラン ドックン でのママとの会話で、週に1~2日だけでもホスト役をして欲しいと言われた事を思い出し苦笑いしながら、明日、早々にでも娘のアパートがある行徳まで行かなくてはならないだろうなと考えると、明日は別な会社の車で行徳へ向かうことにした。  この紅馬では慣れない行徳の細い道ではマズい気がしたのだが、これから会社へもどって総務課で車の空きを確かめる事にした。

                                             f_20140505070303799.jpg


 環状7号線から京葉道路へと進路を変え、高速道路に乗り込み、正面右手に見える スカイツリー のライトアップを眺めながら紅馬は新宿を目指して機嫌良く160キロの安全速度でオービスの前を駆け抜けたw。  

 ん?  え?   こんな所にあったっけ?      スカイツリーに気を取られて油断をしてしまった様だ。

 オービスは・・・・寝ていた。  赤い赤外線フラッシュランプは光らなかった。    ウシャ~ 危なかったわ~。  ダミーのスピード測定器だった。  80キロ道路を80キロオーバーだと・・・考えたダケで怖いわ~。  ラジオも音楽も車内では聴かない めめ だが、紅馬に乗る時には必ずレーダースイッチは入れる。  小岩の夜の雰囲気に飲まれて駐車場から出るときにスイッチを入れ忘れたのだった。  気を付けなくては・・・。  スイッチを ポチツ。

 明日、またまた小岩に戻る事を楽しみに、海外とのTVチャット会議の為に全力ですっ飛ばして・・帰社した。 


                        w_201405050456304c6.jpg
   
 明日はこの娘の胸に、いや、この娘から色々と聞かなければならない事が吉牛の特盛りほどある。   まずは・・ 大事な   スリーサイズ から・・         
            
                 
                              12へ 続く~







                   くっ・・また夜が明けてしまったゼ  5/5 5:10







     ポチッ
2天1流








 最近、ブログを書いていて文字フォントの大きさが「12」と小さすぎて困っていたのですが、やっと文字サイズを変更させる機能を見つけてさっそく再設定して見たのですが・・・・

 新記事は問題無いのですが、今まで書いた全ての記事の行間が崩れてしまいせっかくの話しの流れが壊れてしまう結果となってしまいました。

 これから新規に書く記事からは大きなフォントで、今までの記事はそのままのフォント表記で出来ないかと調べて見たのですがダメでした。

 しょうがないので今までのフォントサイズで書いて行こうか、このブログを捨てて、書き直そうか悩んでいます。

 当分はこのまま触らないで行きたいと思います。


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 ここのフォントサイズを12から14~16くらいにすると丁度いいのですが、残念な事に全てのアーカイブの行間が崩れる様なのでほっときますネw。



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