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社長・・・降参ですわw 17  (更新したわぁ~)
- 2014/06/22(Sun) -
 いつのも様にかなりの 大長編スペクタクル 愚ログw になりそうなので 巻きを入れて頑張ってみますわぁ~ なぁ~





 奈美ちゃんの書類はまるでジグゾーパズルの様なもので、既に準備されている数枚の書類から彼女の人生19年間を読み取り、そして足りない部分を造りながら空白の部分にあてはめてスキ間を埋めていく。  

 適当な想像で物語を作ると、入管からインタビュー呼び出しの際に質問をされ、本人が答えに困るようでは全ての書類に信憑性がなくなり、疑われて却下されてしまう。  出来る限り本人から事情を聞き出し、真実にチョコッとだけ着色して自然な流れで19年間を書類の上に書き出すのである。  

 明け方にリアルを終え、マンションへ戻り、書類を作って寝るw。  そんな作業が1週間ほど続いた。 

 「 こんな書類を簡単に作れる人がいる! しかもボランティア(無料)でw 」 と噂が地下に拡がり、20人以上もオーバースティの外国人を特別在留許可の取得を成功させた。  失敗は1度だけ・・ある。  思い出したくない・・にがい失敗だった。  

 奈美ちゃんに限らず、一緒に書類の中で人生を歩いているといつも腹が立つ事がある。  神様をぶっ飛ばしてやりたくなるのだw。  神様は生まれたその時から彼女達に試練を与えている。  生まれる家は選べない・・と言う苦い一節が頭を離れない。 人生は本人の努力で変わる・・などと言う寝言も聞きたくない。  生まれた時にはスデに**年後に訪れる辛い人生を約束されている様だ。  新宿に長く住んでいると人生観が変わってしまうのかもしれないが、目の前にはそんな現実しか見えない。

 新宿では 「 人生は 本人の努力で変わる 」 モノではなく 「 人生は 出合った相手を踏み台にしてランクUPする 」 モノなのだ。
 

 書類を完成させ奈美ちゃんと最後の打ち合わせを済ませて後日、入管へ全ての書類を提出しに行った。 

 案の定、約2週間後に呼び出しがあり、彼女1人でのインタビューでも良かったのだがワザと赤ちゃんと同席させた。  1対1だとあれこれ突っこんだ意地悪な質問をもされるのだが、小さな赤ちゃん連れなら書類内容よりも現実を優先するので余り突っ込んだ質問はしてこない。  これはこっちの戦略だ。  呼び出しは通常1回きりだ。  色々な書類申請の受け渡しをする一般の2階・3階のフロアーではなく、 審査管理部門と在留管理情報部門のある上層フロアーへエレベーターで向かい、取り調べ室の様な狭い個室で行われる。  同伴者は部屋の外の廊下にある長椅子で待つ事は出来るが、入室は出来ない。

 無事にインタビューも終え、2~3ヶ月ほどの結果待ちとなった。

 奈美ちゃんと会って話しをしている時いつも気になる仕草があった。  分からない事があると 「 余り良く覚えていないから・・ 」 と分からない事は分からないと話してくれる。  しかし、話したくない事がありありと随所に見えた。  話したくない事柄まで無理やり聞くほどヤボではないが、入管が聞いてきそうな内容に付いては事前にめめが作った回答集(質疑応答集)を渡しておいたのだが、役に立ったと喜んでくれていた。  そして本当に分からない時には目で思い出そうとアチコチ見渡すのだが、言いたくない時の 「 分からない 」 の際は頭を下げて指先を見つめる仕草をする。  だから、最初は質問官の顔を見て受け答えて、途中からは赤ちゃんをアヤしながら、視線は赤ちゃんを見ているままででいいからハッキリ答える様にさせた。  これなら言いたくない事を聞かれて 「 よく 思い出せません・・ から・・ 」 と答えてもバレないハズだ。  視線をはずしてもハッキリと大きな声で話していれば、嘘でも本当に聞こえるものである。

 2ヶ月後、 「 事前審査が通ったので本審査へ書類を回しました 」 との手紙が奈美ちゃんのアパートに届いた。  審査は順調の様だ。




 その後、ひと月を過ぎたある日、朝早くにベットの脇のサイドテーブルの上で携帯が鳴りだした。  さっき明け方にベットへ潜り込んだばかりで完全に寝ぼけていた。  寝返りながらテーブルに身を寄せ、携帯を取りながら時間を確認すると朝7時をまわったばかりだった。  

 ん? 奈美ちゃんからだ。

 「 おは~よぉ~  早いね 」     声が出ないw
   「 めめさん! めめさん! お婆ちゃんが  お婆ちゃんがおかしいの! 」    余りの早口で 目が覚めた  
 
 「 ん? おかしい?  どうしたの? 」  
   「 動かないの    うつぶせで動かないの! 」     へ?  
 「 うつぶせに寝てて 動かない・・     生きてる? 」 
   「 ええ   うん うん と返事はするけど おかしいの 」    まずいw 応答があるのに動けない 脳梗塞だ 

 「 あのね 動かさないで そのままで   意識はありそう? 」
   「 お婆ちゃん お婆ちゃん って声をかけると    うん うん とだけ答えるの 」     やはり・・
 「 直ぐに救急車を呼んで 119ね  で 住所と電話番号を伝えて お婆ちゃんが意識はあるけど 脳梗塞みたいと伝えて 」   
 「 いつ 気が付いたの? 」
   「 1度目は夜中で 何か言ってた様で おかしいなぁ~と思ったんだけど・・ そのままで 」
   「 それで 今 私が目が覚めて お婆ちゃんの部屋を見たら・・ 」  
   「 お母さんに電話したけど 携帯もお店も出なくて・・・ 」        ・・・
 「 酔って 店で 寝てるんだろうな・・  直ぐに 119へTELして 救急車を 呼んで 」
 「 病院が分かったら 教えて    今から そっちへ向かうから ネ 」
 「 あ! 救急車へTELしたら 折り返しで 教えてネ 」
 「 落ち着いて 119へ ネ 」

   「 ハイ・・ 今 119 します 」
 「 じゃね 切るね 」

 プチッ ・・・   

 奈美ちゃんと妹だけか・・。  携帯の Bluetooth を確かめイヤフォンを耳にぶら下げ、着替えてマンションを出た。  駐車場で紅馬のキィーを差し込み車が動き始めたその時、不思議な感覚に襲われた。  本当に脳梗塞ならば・・・お婆ちゃんに頑張って生き帰って欲しいと言う気持ちと、そのまま安らかに亡くなって欲しい、という気持ちとが同時に湧き出て来たのだった・・・。


どこの救急病院へ搬送されるのか気にしながら湾岸高速で行こうか京葉道路へ向かうか悩んだが、車は箱崎を抜け、両国インターチェンジへ向かっていた。  亀戸を通り超し環七につながる一之江の出口を目指す。  

 ♪~♪♪~  奈美ちゃんからだ
 「 今どこ? 」  
   「 救急車でお婆ちゃんと一緒に 江戸川病院 という病院 」
 「 江戸川病院? OK じゃ そこへ向かうから待っててネ 」
   「 はい・・ 」
 「 心配だろうけどあとは病院に任せよう   30分位で行けると思うから  じゃ~ 後でネ 」
 プチッ

 運転をしながら携帯のGoogle地図アプリを立ち上げ 「 えどがわびょういん 」 とハッキリと話しかける。  「 江戸川病院 」 がヒットして地図を示した。  確実に病院の位置を確かめたくて高速道路の非常停止用の路肩へ車を寄せて駐めた。  現在地と病院の位置を確かめ、ナビ設定にして路肩から車を走らせた。  ナビもステレオも無い紅馬なのでw非常時は携帯が頼りだ。  

 一之江インターで高速をおりると思ったよりも近かった。  環七を北上し、千葉街道との交差点を右折して10分ほどで到着ができた。  でかい病院で建物が向かい合って2棟に別れている。  紅馬を駐め、救急搬入先を探して早足で受付へ向かう。  

 「 先ほど 祖母が救急車でこちらへ運ばれたと聞いたのですが・・ 」    受付の女の子に聞いてみた
    「 救急車で運ばれて来たんですね?   え~と   お名前を窺えますか? 」    へ?   

 奈美ちゃんのお婆ちゃんの名前など聞いていなかった><。  祖母と名乗った以上は名前を間違えるわけにはいかない。
 「 あ! 済みません 携帯が・・ 」    おもむろに携帯を取り出し耳にあて受付に背を向け出口へ早足で向かった。

 まずいまずいw。  受付から離れて奈美ちゃんにTELをする。   ポチッ

 「 奈美ちゃん? 今 病院へ付いたけど お婆ちゃんの名前 教えてくれるかな? 」
   「 付いたの? 早い~  え~とね お婆ちゃんの名前は 高橋かつえ です 」
 「 サンキュウ~  すぐ そっちに行くからね じゃ~ 」      ポチッ

 受付でお婆ちゃんの名前を告げた。

 「 済みませんでした  祖母の名前は 高橋かつえ です 」   受付の娘がキィーボードをを叩いて手が止まった
   「 え~と 高橋かつえさんは 今 検査中です  多分 午前中いっぱいは検査で時間がかかると思います 」
 「 検査中ですか・・   様態は? 」
   「 待って下さいネ 」   内線TELをして確認をしてくれた
 
   「 意識はあるそうです・・ が   まだ・・なんとも・・ 」   表情がくもった
   「 午前中いっぱい検査がかかりそうですので 病院内にいて下さい 」
   「 連絡用の携帯番号を戴いていますので ご連絡は館内アナウンスか携帯へご連絡致します 」 

 「 ん?  携帯 使って いいの ここ? 」
   「 ハイ 受付前のロビーや1階の喫茶等は利用できますので 」    

 そなんだ・・。  さっき携帯が・・とか言いながら外へ出た事を思い出して少しバツが悪かった。  あ~だから携帯が悪影響を及ぼしそうな患者さんや機器等は向かいの別棟に集中させているのか。

 「 有り難う~  ロビーにいますので 宜しく御願い致します 」    
   「 お大事に ど~ぞ 」    

 薄暗い緊急搬送入り口脇の受付から左奥に進むと広く開放的な待合室があった。  正面の5個もある問診室の1番左すみに見覚えのある後姿が小さくうずくまっていた。  

 この待合室ロビーは緊急搬送患者専用で一般の外来患者はいない。  奈美ちゃんが左の最前列に1人と右側の最前列に別な家族が3人だけだった。

 後から近づいて奈美ちゃんの肩に手を置いた。  少し驚いて振り向き、目が合うと立ち上がって泣きながら抱きついてきた。  む・・・胸が・・・デカイw。  いや・・デカすぎるw。      


 しばらくの間、落ち着くまでかるく抱きかかえていた。  シャンプーの香りがした。  ゆっくりなだめて長椅子のソファーに腰をおろさせた。  床に病院のパンフレットと入院についての注意書きがのかかれたコピー用紙が落ちて拡がっていたのをゆっくりと拾い上げて彼女へ渡した。  

 「 驚いただろう・・ね 」     
   「 だって・・・ 」      声にならない  可哀想に
 「 最近  頭が痛いとか  目眩がするとか  なにか 言ってた  お婆ちゃん? 」
   「 ・・・  ときどき 頭が 痛いって    お薬を飲んでた 」    
 「 そうか・・ 」
 「 急な病気で ビックリしただろうね 」
 「 今は検査中らしいんだけど   意識はあるそうだよ   良かったね 」
   「 ・・・・ 」  
 「 奈美ちゃんが119で救急車を呼ぶのが早かったから  助かると思うよ・・ 」 
   「 ・・・・ 」

 出来るだけ前夜のお婆ちゃんの様子や今までの病状に付いては触れたくは無かった。  

 「 あのさぁ~  奈美ちゃんの赤ちゃんは? 」
   「 妹がみてる・・ 」      
 「 そ~か 」    妹は今日 中学校を休すんだんだ
 
 「 え~と  お婆ちゃんの保険証とかは  持って来た? 」   
   「 ううん・・  何も 持ってきてない・・    救急車の中で保険証とか言われたけど  わかんなくて・・ 」
 「 そか  必要なものは 後でもいいからね 」 
 
   「 めめさん・・  これ・・ 」     ん?    バインダーに挟まれた1枚の用紙だった
   「 お母さんにTElしても つながらないの・・ 携帯まだ 」       困ったなぁ~           
 
 「 ん~と これは  お婆ちゃんの事に付いての 質問用紙だね 」
   「 よく わからないの・・  私 書けない・・ 」    大きな涙をこぼした   19歳とはいえ・・このシチュエーションには最高に弱いw

 「 あ~ 代わりに書いてあげるから   大丈夫だから・・   泣かないで ネ 」 
   「 はい・・・ 」
 「 誰が書いてもいいんだけど・・  お婆ちゃんの事 何もしらないんだよなぁ    知ってたら 教えてくれるかな? 」
   「 うん・・ 」   可愛く うなずいた

 「 名前 住所 年齢 ・・・ 保険の種類 病歴 ・・・ 今飲んでる薬  行きつけの病院 ・・・・ ・・・・ 」
 「 奈美ちゃんさぁ~   これ 2人だと 書けないよねw   あとで お母さんと3人で書こうか  ね 」  
   「 ・・・ 」

 「 て・・ お母さん 捕まらないね 」 
 「 妹は 携帯 持ってる? 」       いまどきの Jc なら 持ってるハズw 
   「 ううん・・  持ってないの   私の携帯 置いて来た・・ 」          へ? 

 「 そうか・・・ なら お母さんからTELがあれば 妹さんが分かるネ 」 
   「 だと・・ いいけど・・・ 」       むぅ~

 「 よ~し  奈美ちゃん    ここであと3時間近くも座ってたら 気が滅入るからさ~   散歩でも  しよう~か? 」
   「 ??  散歩? 」
 「 うん  その辺の川沿いでも 歩こう 」
   「 うん・・  でも・・ ここにいなくても いいの? 」  
 「 大丈夫さぁ~  急な用件があれば 携帯にTELしてくれる ハズだから  ここ 」
   「 ・・・ お婆ちゃん 心配だけど・・・  座ってても しょうがないし・・    いく 」
 「 おk~ 良かった  じゃ~  あそこの受付に行って めめの携帯の番号 教えて来るから チットここで待ってて ね 」 
   「 はい・・ 」  

 心配なのは分かるがこんなところで3時間も4時間も祈っていても落ち込むダケである。  ましてや意識がある様なので急変しない限りは呼び出しはないハズ。  どっちみち、検査が終わるのが昼頃ならばそれまでは医者も家族に説明することなどないハズであるから。  世界中の不幸を1人で背負い込んでしまったかの様な奈美ちゃんが可哀想すぎるし、これ以上は怖い思いをさせたくはなかった・・・。

 先ほどの救急受付の窓口を1人で尋ねると、ん?、ほんの10分そこそこしか経ってないのだが受付の女子が3人に増え、それも美女に変身していたw。  こ・・これは、ソロ凸しなくては蒼母衣衆の設立の盟主としての名が泣くw。  ナース・プレイか・・・チャウ!ちゃうw  現実と妄想の境目をハッキリさせておかないと奈美ちゃんを1人残してパトカーでこの場から帰る事になってしまう。  それだけは避けたい。  

 「 すみませ~ん 」   決め顔で 一番近くのコスプレ・ナースに声をかけてみた
   「 ハイッ 」   どうしました?  言う顔で 右斜め30度に頭をかしげて 天使の笑顔がかえって来た
 
 心の中で・・・ 「 え~と ナースのコスプレプレー を 3Pで 90分 でお願いしま~す 」  ・・・ 流石に口には出せないw。 間違いなく注射をされてしまうだろ~w。  気を取り直して真顔で目の前の白衣の天使に話しかけてみた。

 「 先ほど 家族の者が救急搬送されて来たんですが・・・ 検査でかなり時間を取られる様なんですね・・ 」
 「 で 2時間も3時間も待合室にいると気が滅入ってしまうんで 少し外へ出たいんですが・・ 」
 「 勿論 呼び出しにそなえて直ぐに戻ってきますので・・・ で 病院内の喫茶にも行きたいのですが・・ 」

  「 長い時間 待合室のロビーでは疲れますよね  どうぞ 結構です 」
  「 お名前を頂けますか? 」

 「 高橋かつえ と言います   連絡先の電話番号は間違えて 家に置いて来た携帯の番号でしたので  すみませんが変更を お願いします 」
 「 今 持っている携帯の番号は 090-93**ー9797 で お願いします 」  
  「 高橋かつえさんですね  少々 お待ち下さいませ 」    Pcに向かいキィーボードを叩き 画面を読んでいる
  「 ハイ 結構です  検査中ですね   それと 呼び出しの携帯番号は 090-93**-9797 ですね 」

 「 ええ そうです  外をぶらついて直ぐに戻って来ますが・・ 様態が変わったら教えて下さい 」  
  「 なにかありましたら 直ぐに呼び出しますので 出来るだけ院内にいる様にお願いします 」  
 
 「 有り難うございます  遠くへは行きませんので 」   脇に立っている2人の天使も造り笑顔で承諾してくれた  
   
 こんなに素的な白衣の天使が3匹wいや、3人もいるのだからせめて携帯の番号を聞き出して・・・いや、今は奈美ちゃんを少しでも不安にさせている場合では無い。  早足で待合のロビーへ戻り、再びあの大きすぎる胸で抱きついてきてくれることを期待してみたりしちゃってw ( ←正しい日本語ではありません ) 奈美ちゃんの元へ戻っていった。

 待合室ロビーへ戻ると奈美ちゃんが立ちながらずっとこちらを見ていた。  と言うよりもは、親が少しの間でも子供の側(そば)を離れると不安な表情でズット親が見えなくなった方向を見ている・・そんな子供の不安げな様がそのまま奈美ちゃんに写っていた。  可哀想に。

 奈美ちゃんの肩を抱いて待合室ロビーから外へ出た。  江戸川の空は眩しすぎた。  

 「 さっきさぁ~ 奈美ちゃん 携帯を妹へ置いて来たって 言ったよね 」
  「 うん・・ 」 
 「 と言う事は もしも ここの病院から携帯されると 妹に繋がっちゃうよね 」
  「 あ~~ わたし 」 
  「 携帯を妹へ置いて来たんだけど・・ 連絡先を聞かれて 置いて来た私の携帯を教えちゃった! 」     だよねw

 「 多分 そ~じゃ ないかなぁ~ って 思って この携帯の番号を伝えて来たから 安心して 」   左手の携帯を見せた
  「 めめさん・・ なんでもわかるんだぁ・・ 」    
 「 いや そう言う訳じゃないけど  奈美ちゃんと同じ目線で見渡してるから やっている事も やりそうな事も 見えるだけ~ 」
  「 すごい・・ 」

 「 あ!でね   朝 お母さんにTELしたでしょう  」
  「 はい・・ 」
 「 よかった   なら  お母さんが酔いから覚めて 携帯に電話したら妹さんがでるね   それで わかるね 」
  「 ・・・うん 」
 「 じゃ 妹さんへも連絡しょうか?  今 まだ 検査中だからってネ    病院の名前も知らないだろうしネ  心配してるはず 」
  「 ・・・ ・・ ・ 」  
 「 あ~ 奈美ちゃん 泣かないで   おねがい 」      女の子に泣かれると とにかく 弱いw
 「 え~と 奈美ちゃんの携帯の番号とお母さんの番号は入っているから   チト まってね 」     右手が縦横 忙しいw
 「 あった これ 奈美ちゃんの番号だよね   ハイ 」 
  「 うん  わたしの 」   涙目がカワイイ
 「 じゃ~ 電話するね  」   

 ♪~♪♪~ NTT docomo です ♪~ ♪♪~

    「 ハイ もしもし・・ 」   妹の 秋ちゃん だ    奈美ちゃんへ携帯を渡した
   「 もしもし・・ あき?    今 病院・・ 」 
 
   「 うんん  まだ お婆ちゃん 病院でけんさしてるの・・・ 」

   「 直るか 直らないか まだ わからない・・ 」 

   「 まだ 時間 かかるって・・ お医者さんが・・ 」

   「 あ! めめさんが ここに いるの 」     こっちを見上げた   そして 携帯を渡された

 「 もしもし 秋ちゃん  大変だったね・・   もう心配はいらないからね  アパートからここ近いしね 」
    「 ハイ・・ 」
 「 え~とね  メモってくれるかな?    江戸川病院 」
 「 1階の救急窓口 ね 」
    「 え~と   えどがわびょういん   1階のきゅうきゅう・・・ 」

 「 そそ~ それで OK だから 」    
 「 でね  もしお母さんから 連絡があったら 病院へわざわざこなくても めめが話しを聞いて 帰りに 奈美ちゃんと帰る からって だから心配しないで って 伝えてね 」 
 「 連絡は いつでも この携帯の番号へしていいからね 」 

 「 秋ちゃん 赤ちゃんと 一緒 だよね   で  今日 学校 休んだんだ・・ 」   
   「 ・・・ やすんだの 」
 「 それも 心配しないで  あとで 学校へ TELして おくから ね 」
   「 ハイ・・  ありがとう 」  

 「 あ! 秋ちゃん  1人で不安だろうから  めめの会社の友達を家に行ってもらうから それまで もう少しガンバ ね 」
   「 ハイ・・ 」
 「 何 たべたい? 」
   「 ・・・・ 」
 「 じゃ~ なんか また ケーキでも 持って行かせるから 待っててネ 」
   「 ハイ・・・ ありがとう ございます 」

 「 じゃ~ こっちのことは あんまり心配しないで  赤ちゃん 宜しくネ 」
 「 奈美ちゃんと 代わる? 」
   「 うううん だいじょうぶ・・ 」

 「 じゃ~ 連絡は いつでも いいからね    心配もしないでね   ケーキをまっててね    ジャネ 」  
   「 はい・・ 」  

 ポチッ 

 妹の秋ちゃんは思ったよりも落ち着いていた。  普通の女子中学生ならお婆ちゃんが倒れて救急車が家に来て、意識がもうろうな状態でストレッチャーに乗せられていったらそうとうショックを受けていると思ったのだが、何回か合った時とさほど違いがTELの声からは感じられなかった。  姉の奈美ちゃんの方がそうとう動揺していた。

 妹との会話を終えてからそのまま会社へTELをしようと時計を見ると9時少し前だった。  

 昨日は、いや、今日の朝2時ちかくまでイズに無理を言って残業扱い無しのサービス残業で、マレーシアへ輸出する食品リストの一覧を造っていた。  イスラム教の為に成分表示をしなくてはならないのだが、内容物のごまかしで向こうに着いてから送り返された食品の成分分析を専門業者に依頼し、その分析表を元に再度輸出用のインボイスを造っていて朝までイズを付き合わせてしまっていた。  通常はよほどの事が無ければ深夜24時までは必ず秘書達を帰すのだが、この度は輸出を断られた事で数十億円が紙くずになってしまった為、取引があるA社の尻ぬぐいの業務を肩代わりするハメになり、社長からの頼みならば絶対に引き受けないのだが会長から廻ってきた今回は・・・断り切れなかった。

 会長室から色々な 「 物 ( ブツ ) 」 を運び出している弱みを握られているからだったw。

 ポチッ シャ~、ポチッ、ポチッ  ♪~♪~    ( ← スマフォの操作を書くと こうなるw ) 

 「 サッちゃんで~す!   専務~  おっはよ~ 」    いきなり繋がって驚いた   寝不足の頭に 大きな声は毒である
   「 おは~ サチ    いまさぁ~ 江戸川病院って言う所 いるんだけど  午前中 何か打ち合わせ あったかな? 」
 「 えぇ~? 江戸川病院?  何か悪い病気でも もらったの? 」       あのなぁ~
   「 ちゃうわ! 行徳の奈美ちゃんのお婆ちゃんが倒れて搬送されたんだよ 今 検査中なんさ 」  
 「 え? 大変 大変 ・・ で 大丈夫なの? 」 
   「 検査待ちなんだけど 午前中 いっぱいかかりそうなんだよ     急な仕事が入ったら 明日以降に頼むわ 」
 「 うん 分かった・・ で 心配だわね・・ 」  
   「 サチさぁ~ 午前中 忙しい?  急ぎの仕事 ある? 」
 「 う・・うん  ごめんなさい  昼までにFAXしないといけない書類があるのよ・・ 」 
   「 ミミは? 今日 何時から? 」
 「 え~とね まってねぇ・・・  ミミちゃんは・・・ お昼までは出社するけど・・・  TELして呼び出す? 」  
   「 いや 呼び出しはいいよ    じゃ イズは?  朝まで今日 付き合ってもらったんだけどさぁ・・・ 」 
 「 イズちゃんは・・・ ん~とねぇ~  10時には出社するけど 」  
   「 そか   じゃぁ~ イズに頼むかなぁ    あのさぁ~  行徳の奈美ちゃんの住所 メールするから ケーキとチョコ いっぱい買ってさぁ   妹が奈美ちゃんの赤ちゃんの面倒を見てるから めめと奈美ちゃんがそこに帰るまで妹の話し相手 していて欲しんだよ 」 
 「 え? いいなぁ~ それ~ 」
   「 あのさぁ~  やはり 家族が倒れたらショックだし・・  中学生の女の子だし・・  さすがに不安だと思うんだね 」    
   「 で イズに ケーキでも食べながら 話し相手になってもらおうかと思ってネ 」
 「 ケーキかぁ・・  ん~~  午前中の仕事とケーキだと・・ やはり ケーキの勝ち! 」 
   「 残念だなぁ  サチが好きなケーキ  好きなだけ 買って良かったのにさぁ~ 」
 「 あ~ 専務 チット待ってね   FAX 使えない様に 蹴り入れて壊して来るから   待っててネ♡ 」     おぃw 
   「 サチ! サチ! サチ!  止めれぇ~    本当に壊すなよ お前w 」    本気に聞こえたから 怖いw

   「 イズ にめめからTELしておくから  後は 頼むなぁ 」  
 「 了解で~す   午前中 サッチちゃんは頑張るから  専務 心配しないでね 」   頑張られると 逆に心配だが・・
   「  サチ 出来る子だから 心配してないわ  でさぁ~  社長と会長にさぁ~ 伝言 頼むわ 」
 「 ハイ? 伝言?  どぞ いいわよ 」
   「 社長へは・・ 恵比寿の美香ちゃんが顔を見たい と 先日 区役所通りですれ違って 言ってました と 」
   「 バラされたくなければ 今回の件が終わったら 臨時ボーナス 専務が くれ~ と 言ってました とね 」
 「 ハイ~~~  ふふ    こう言う伝言 大好き♡ 」
   「 会長へは・・ 銀座で無くした財布 リアドのママ が預かってますから と 伝えて 」
   「 リアドのママが 会長室へ尋ねて行くと 言ってたのを めめが阻止して 財布 めめが 預かってます とね 」
   「 一割で 手を 打ちます から・・と 」
 「 ハ~イ  伝えま~す    その一割で ケーキ 買ってね♡ 」     |д゚) 
   「 イズに社内用に もうひと箱 ケーキ 買ってもらうか 」 

   「 頼むね 伝言    最近 社長と会長から こき使われてるから   何か仕返ししないとね 」   
   「 で イズにも伝言 頼むね    およその件は めめから 後で イズにTELしておくから さ 」

 「 ハ~イ   イズちん 出社したら 行徳ね 」         イズちん・・かよ
  「 病院で もうすこし 様子 見てるから   宜しく頼むわ 」  
  「 じゃ~ なぁ~  あ! 社用の呼び出しは止めてくれ!  今の件だけは いつでも連絡OKだからさ 携帯に頼むわ 」
 「 ハ~イ   ん?  携帯電話 病院で使っていいの? 」
  「 うん ここの病院は 使えるんだよな 」
 「 わかった   じゃ~  何かあったら 即 連絡するね 」 
  「 たのむわ  じゃな 」
 「 奈美ちゃんのお婆ちゃんは 必ず良くなるって 伝えてね 専務・・   じゃ~ バイバイ 」

 ポチッ ・・・・ 全てに会話は隣の奈美ちゃんにも聞こえていた。  スピーカーに切り替えて話していたので、サチとの会話はすべて聞こえたはずである。  続けざまにイズのプライベートTELへ連絡をして出社しても良いし、しないで直に行徳へ向かっても良いと伝えた。  ケーキだけは忘れない様にと、念を押してTELを切った。  




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     食べきれないわなぁ~   多くない・・


              




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