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社長・・・降参ですわw 23
- 2014/08/19(Tue) -

 8月と言えばお盆休みだが、そんな休みなどとらしてもらった事は無い。  秘書達は勝手に休みを取れるのだが、この時期はネコの手も、犬の手も、マゴの手でも借りたいほど鬼忙しいのを知っているので彼女達も休みを取らない。  で、9月に入ってから連休をとるのが恒例となっている。  

 仕事で余裕がないといっても、この度は色々とヤッカイな事案に関わっており、ここで手抜きをしてしまうと後々もっと悲惨な事態を引き起こしてしまいそうなので、社内業務以上に行徳の家族の件を最優先して、早くめどを付けてしまいたかった。

 奈美ちゃんのお婆ちゃんが倒れて今日で10日になる。  寝ても覚めてもあの家族に何をしてやれるのかを考えているが、トンネルに入ったまま出口を探せない状態が続いていた。  

 「 イズ~ さぁ~ コーヒ~頼むわ・・   奈美ちゃんとこのお母さんに 市の無料健康診断の書類届けたのいつだったっけ 」 
  「 えぇ~? 専務と病院に行った次の日に きちんと届けたわよ イズ 」  不思議そうな声が内線から伝わった  
 「 そか・・ 」
  「 え~? 専務が送ると意味が解らないと困るから 直接 届けて欲しいって言うから  イズ 書類もらって届けたんだよ 」 
 「 て・・ことは 9日前か・・    行ったかな?  病院の検査 」
  「 うん  お母さんに説明したら 明日にでも行くから! って言ってたから   たぶん  もう 行ってると思うヨ 」
 「 そか・・   お婆ちゃんの事も 気になるな・・ 」
  「 ・・・ 今日 イズ 動けるよ 」
 「 ん? 」 
  「 仕事 ミミちゃんの書類 出来次第だし・・   サッちゃんのヘルプも今日は無いから・・  動けるよ 」  
  「 行く? 病院? 」  

 「 ん~~・・・ 仕事がなぁ・・・ 」
  「 あ~  もう~  コーヒー そっちにもっていくから それまで考えていて ね 」   
 「 だなぁ・・ 」    ガチャ 内線を置いた

 コンコン!
  「 入るわよ~ 専務 」   3分もしないうちにイズがアイスコーヒーを持って部屋へ入って来た。   

 「 ・・・  ん・・・  今日のイズ  美人に見えるなぁ~ 」    
  「 もぉ~ 専務  美人だなんでお世辞言わなくても 付いて行ってあげるから~  イズ 今日も美人~よぉ♡ 」

 「 何も・・ 聞こえない・・ 」

  「 何も聞こえない・・ って 聞こえた気がするけど・・   ご飯 おゴッってくれるんなら 許すわよ  」
 「 飯 おごれってかよ・・ 」
  「 イズと一緒なら 食欲も上がるよ~ 」

 「 性欲は下がるが・・ 」 
  「 はぁ~?  何か言った? 」
 「 い・・いや 」
  「 もぉ~ コーヒー いらないんだよネ  じゃね  バイバイ 」   
 「 イズゥ~  コーヒー 置いていっくれ~ 」    

 バタン!  
 部屋のドアがいつもより強めに閉まった気がしたw。  コーヒ~ないし。      

 コンコンコンコン・・・・コンコンコン
 誰かがドアを必要以上にノックしてる。  こんな事をする奴など1人しかいないw。  

 「 やかましいわ サチ!    聞こえてるわ しっかりよぉ 」

  「 あらぁ~ そお~  専務  コーヒーを お持ち致しました ました 」    w  
  「 入るからね 」     もう 入ってるだろうが
 
  「 なに~? 専務?  イズとご飯を食べると性欲が下がる?  とか? 」    w 
  「 どゆこと? セクハラ?  しっかり 説明して! 」    めんどいw   コイツが相手だとなおさら めんどい・・

 「 あのなぁ~  断片的な話しで 説明できないさぁ 」
 「 まぁ~  例えれば・・   社内で おまえのパ*ツ見えてても 何も感じないと 同じ事だな 」   
  「 あ~ 専務 言って良い事と 悪い事とあるわよ! 」
  「 何? サチのパ*ツ見えても 何も感じない とな?  お~し 言ったな!  じゃじゃぁ 本当かどうか 今 サチが 」
 「 やめれ アホw  お前 ここで そのミニスカ脱ぐ気だろう?  危ねわ~ マジw 」    やる娘なのだw この娘はw  
 「 脱いで  エレベーターホールとか 行くだろう?  ハァ?  こ・・怖いわ~ お前は・・よぉ 」   w
 「 この前 お前がスカート脱ごうとしてるとこ 社長に見られてたわ 」   
 「 お前ら 何をしてても良いけど・・ TVや新聞沙汰にはなるなよ・・ と 目が笑って無かったわ 社長 」  

  「 え? 見られてたの・・ サチ? 」  
 「 とっくに 危ない娘だと 社長も知ってるわ 」
  「 え? それで・・ ボーナス 安かったのかな・・ 」   おいw ちゃうわ

 「 とにかく お前やイズと セクハラごっこして社内で遊んでいるつもり ないかなら・・ 」 
 「 たく・・ 」 

 「 そんな事より サチ さぁ~ 頼んだ事 調べたか? 」  
  「 え? あ! 今 コピー しよ~かな~ って 思ってたとこヨ 」 
 「 コピー くれよ 」
  「 う? 今 もって来るね  まってて 」 
 「 お! おい! スカートの ホッッック 止めていけ! こら! スカート脱いで何してると 思われるわw 」
  「 キャ~ 」   
 「 かわい子ぶって キャ~ じゃ ないわ    まじ 白々しい・・ 」  

 「 あのさ・・ サチ・・  お前 何しに来たんだ? 」  
  「 へ?  だ、か。ら・・  専務に言われたコピー 届けようと思ってたら・・ イズが セクハラされたって 」

 「 ・・・ もういいから  コピー くれ 」
  「 ハ~イ  いま もって来るね~♡ 」    

 バタン。    
 ドアに内鍵を付けようかな・・。  付けると・・あ・・危な過ぎるな・・。  おかしな噂だけで人生が終わりそうだ・・w。    
 サチに頼んでいたのは 「 世帯分離 」 に関する調べモノをしてもらっていた。  「 生活保護 」 に関する事は自分で暇をみて調べてた。  イズには 「 介護保険 」 をと、分担させて詳しく実例を調べてもらっていた。  そして、使えそうな前例をピックアップさせていたのだった。  

 この3個のキーワードを組み合わせて行徳の家族をヘルプするつもりなのだが、どこまで上手くできるのかは流石に不安があったが、やるしかない。


 イズを連れて行徳へ行って家庭環境を色々と聞き出した。  複雑な家庭なのだが、複雑な家庭ほど何とかしてやろうと燃えていた。  と、言うよりもこのままでは一家の破壊は経験から目に見えているのだ。  何とか救いたかった。



 アパートを訪ねて1週間後の日曜日、昼過ぎに目が覚め、ベットの中で携帯を見ると携帯に2件の留守録が残されていた。  奈美ちゃんからだった。  1件は無言だった。  2件目も奈美ちゃんからで 「 もう~ 全てが イヤになったの・・。 全てが 上手くいかないの・・。  お母さんも もう いないし・・。 」 と 泣きながら言葉を詰まらせていた。

 留守録の 「 おかあさんも もう いないし・・ 」 と言う言葉が気になり、胸騒ぎをおぼえて、 「 今 直ぐ いくから! 」 と、だけ奈美ちゃんに携帯で伝え行徳へ向かった。  


 車を走らせ、平静を保とうとしてみても胸のまん中が痛い。  息苦しさを押さえながらハンドルを握る。  まさか、お婆ちゃんが倒れて、奈美ちゃんのお母さんには健康でいて欲しいと、市の無料健康診断を受けるように勧めたのだが・・結果・・母親まで重い病気が発見されてしまうとは。  行徳のアパートで予想外の話しを聞く事になった。            

       
  

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