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まじいなぁ~  ・・・ No15
- 2017/12/18(Mon) -
Chrome で書いています。


     マブ達of Hong Kong メナ     マブ達of Hong Kong ユミ                 娘^^

     どうもXmasが近づくと海外が気になってしまう・・・・                 娘、仕事選べよw おい!



 会議を終えて戻って来たイズに、会議をサボった文句を言われる前にコーヒーを頼み、金沢から上京したオヤジさんの手土産の博多通りもんが積み上がった古伊万里の皿をはさんで、話をきりだした。 
 サチが持って来たタブレットをテーブルの上に置き、ニュースで流れたタエちゃんの動画を再生する。 各TV局で報道された中で、動画は3種類。 内、あるチャンネルの報道では最後に逮捕されたタエちゃんがバッチリと映り込んでいた。 その動画を再生する。

「これ、チョット見て下さい」 テーブルの上のタブレットを、彼の方へ押し出した

 約30秒ほどのニュースだが、動画を覗き込んでいた彼の目が、驚きで大きく見開いた。

「え?え・・・うちのタエの顔まで、バッチリ映っているじゃないですか!」 確かな動揺を見せた

 車内の後部座席の真ん中で、両脇の女性警官に挟まれ、手錠の為か両腕を膝で抱え、うつむいているタエちゃんの顔が窓越しからのフラッシュで数回、照らし出された1コマが制止され、画面左上のテロップに名前と容疑が書き込まれていた。

「これ、アパートに踏み込まれて、朝7時に逮捕された時の様子なんですよ」 動揺を隠せない彼には気のどくだった
「・・・・・」
「タイ人の金融グループの女3人、日本人男1名、強盗致傷で逮捕と、報道されてますよね」
「何やってんだよ・・・あいつ・・・」 確かに困惑するしかない状況だった

テーブルのコーヒーに手を伸ばして言った。
「連絡も何も無かったんですね、警察から?」
「ええ、何も連絡はないですよ。 電話をもらって、初めて知りました」 タブレットに見入っていた
「ですかぁ・・・不思議ですね」 俺の知る範囲でも、珍しいケースだった

 ニュースを繰り返して再生しながら、彼が呟いた。
「容疑が 強盗致傷 って・・・・」
「強盗、強姦、放火には執行猶予がなくて、最低5年ですからね」
「そう聞いたことがあるけど・・・これ、ますいな」
「まぁ~容疑ですから、確定では無いんでしょうけど」
「・・・」

 いつも思うのだが、この垂れ流し報道には腹が立つ。 何、何、容疑で逮捕!と報道された後、無罪や起訴無し、猶予がなされてもその訂正ニュースなど無い。 その為に、1度でも大きな報道があるといつまでもネット上にも社会復帰時にも間違ったラベルが貼られたまま捨てられる事になる。 本人や家族にはとてつもなく社会的な制裁がなされる事になるのだった。

 タブレットのニュースに見入っていた彼(オヤジ)が姿勢を正して訪ねて着た。
「で、何を、どうしたらいいんでしょう・・・」 正した姿勢が、逆に痛々しくも見えた
 
 タエちゃんからは以前、彼とは名古屋で知り合って婚姻(偽装結婚)し、その後、金沢へ転勤し、最近までは、と、言うか、以前、ビザの更新を請け負う頃だったが、体調を崩しながらも仕事をしていると、聞いていた。 年に1度のビザの更新が煩(わずら)わしくて、東京からだと必ず名古屋を経由して金沢へ戻って行き、更新がなされるまでの間は金沢で働いていた。 ビザが更新されると東京へ出稼ぎに来ている状況だった。 数年前までの話であって、現在では東京から金沢へ一直線の新幹線が開通し、彼はそれで上京して来た。

「まずは弁護士を付けたいところだけど、心当たりは、ありますか?」
「いえ、まったく・・・」 即答だった
「ですかぁ」

「実は、昨日からタエちゃんの留置先の警察署を探していたんですよ」
「はい・・・」
「ここ、新宿から東側の街、錦糸町で捕まったとタエちゃんの友達から聞いたんですが、よくよく調べてみると、逮捕されたのは新宿のアパートで、錦糸町の警察が来て逮捕した事までは分かったんですよ」
「ですか・・・」
「で、錦糸町の管轄の警察や、あちこちの警察所へ電話を入れて探ってみると、女性専用の留置場にいるとことろまでやっと分かりました」
「済みません。 そんなにまで調べてもらったんですか・・・」
「女性だけの留置場は池袋の隣町でした」
「・・・」
「今日、これから行こうと思いますが、その前に弁護士を確保したいんですよね」
「今日、これから行けるんですか」
「ええ、大丈夫です。 場所は分かりましたので」
「ありがたいです」
「いえ、こちらとしてもタエちゃんの居場所が分からないと、何も出来ないものですから」
「有り難う御座います」 深々とテーブルに頭を下げた

「弁護士事務所も事前に調べて置きましたので、電話してみましょうか」
「是非、お願いします」
「ですよねぇ」

「池袋には 法テラス池袋 があるんでチット探ってみましょう」
「探る?」
「ええ、法テラスは弁護士が民事上の案件を指導してくれるんですけども、ワザと刑事事件を持ち込んで、池袋の周辺の弁護士を紹介してもらいましょう」
「?・・・」
「まぁ、任せてください^^」
「はい」
「ではっ」

 来客用のソファーテーブルから立ち上がり、机に座り直した。 受話器を手にして番号を押す。 法テラス池袋は東池袋の池袋センタービル6階に入っている。 簡単に言うと、池袋駅から北側、サンシャインビルからだと西側の高速道路下にあるビルだ。

「050-3383-53**っと」 受話器に神経を傾ける
「はい、法テラス 池袋ですが」 速攻で女性がでたw
「初めて電話する者なんですが、そちらでは刑事事件の相談も受け付けていますでしょうか?」
「いいえ、当方では受け付けていませんが」
「では、池袋近隣で、刑事事件を相談できる事務所を紹介して戴きたいのですが」
「刑事事件ですか?」
「はい。 逮捕された友人へ弁護士を付けたいのですが」
「当方ではそのような件に関しましては良く分かりかねますので、池袋の東京弁護士会へご相談をなさってください」
「有り難うございます。 連絡先の電話番号を知りたいのですが」
「少々、お待ち下さいませ」 ♩~♩~ 何でカーペンターズの曲なのかは謎w
「お待たせしました」
「はい」
「池袋、東京弁護士会の電話番号ですが 03-5979-28** ですので」
「済みません、メモりますので、もう1度、お願いします」
「はい、宜しいですか。 03-5979-28** です」
「有り難う御座いました。 そちらへ相談をしてみます」
「では、失礼します」
「有り難うございました」

 カチャ

 受話器を左耳に当てたまま、右指で電話機のフックを押して通話を切った。 そのまま、池袋の東京弁護士会へ電話をする。
「ん~と、03-5979-28**っと」 勢いで電話をかけるw
 ♩~♩~
「はい、池袋、東京弁護士会です」 予想しなかった可愛い声が帰って来た ♡






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